当社グループにとってサステナビリティ経営は、社会課題の解決を事業と両立させながら、持続的な成長を実現するための重要な経営基盤です。SDGsは、その取り組みを社会と共有し、方向性を明確にするための枠組みとして位置づけています。
これまでの貢献とSDGs
当社グループは、SDGsが採択される以前から、社是である 「科学技術で社会に貢献する」 のもと、社会課題と向き合い、事業を通じてその解決に取り組んできました。また、SDGsの採択を受け、2017年頃よりその考え方を意識し、具体的な取り組みを進めてきました。
SDGsにより目標やターゲットが具体的に示されたことを受け、これまでの取り組みと社会課題との関係性を整理・可視化しました。これにより、当社グループの事業が多くの社会課題と関係し、その解決に貢献してきたこと、そしてこれまでの方向性が社会と一致していたことを改めて認識しました。
島津グループのマテリアリティと重点SDGs
SDGsが掲げる2030年に向け、マテリアリティを軸として、今後の事業活動を通じた社会課題の解決の方向性を整理しています。今後も、これまでの取り組みを基盤としながら、社会的価値と経済的価値の両立(共有価値の創造)に向けた取り組みを一層推進していきます。
島津グループは、2026年~2028年の中期経営計画およびマテリアリティに基づき、事業活動を通じてSDGsの達成に貢献しています。
これらのマテリアリティへの取り組みは、SDG3 (健康)、SDG9(産業・イノベーション)、SDG12(持続可能な生産と消費)をはじめとするSDGsと高い関連性を有しています。
今後も、マテリアリティを軸とした事業活動を通じて、これらを含むSDGsへの貢献と社会課題の解決、事業成長の両立を推進していきます。

マテリアリティに基づく事業・活動とSDGs目標
以下の表では、当社グループのマテリアリティを起点に、主な事業・活動領域と関連するSDGs目標との関係を整理しています。各項目の詳細は、リンク先ページをご覧ください。
| 両輪 | マテリアリティ | 主な事業・活動領域 | 取組 | 主SDGs目標 |
|---|---|---|---|---|
| 事業を通じた社会課題の解決 | 人の命と健康への貢献 | ヘルスケア領域 | ||
| 地球の健康への貢献 | グリーン領域 | |||
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産業の発展、安心・安全な社会の実現への貢献 |
マテリアル領域・インダストリー領域 | |||
| お客様のワークフローへの提供価値最大 | リカーリング事業 | |||
| パートナー連携 | ||||
| 社会の一員としての責任ある活動 | 人的資本とAIを活用した強固な経営基盤の構築 | 人的資本、AIX | ||
| ガバナンスの実効性の向上 | ガバナンスの高度化 | |||
事業活動に伴う環境負荷の低減
島津グループは、事業活動に伴う環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に向けて、環境マネジメントを推進しています。省エネルギーや再生可能エネルギーの活用による脱炭素社会の実現に向けた取り組み、環境配慮型製品・サービスの提供、循環型社会の形成、自然との共生などを通じて、環境課題への対応を進めています。
本取組は、主にSDG6(安全な水とトイレを世界中に)、SDG7(エネルギー)、SDG12(つくる責任つかう責任)、SDG13(気候変動対策)、SDG15(陸の豊かさも守ろう)の達成に貢献しています。

地域社会との連携・社会貢献活動
島津グループは、事業活動に加え、地域社会との共生を重視し、各地域のニーズや課題に応じた多様な社会貢献活動を推進しています。地域社会との調和を目指した活動や、環境保全・環境教育などの環境貢献活動を通じて、持続可能な社会の実現と地域社会の発展に貢献しています。
本取組は、主にSDG4(質の高い教育をみんなに)、SDG11(住み続けられるまちづくりを)、SDG15(陸の豊かさも守ろう)、SDG17(パートナーシップで目標を達成しよう)の達成に貢献しています。

島津ぶんせき体験スクール
(日本)
ジュニアテニス教室(日本)
河川清掃活動(シンガポール)
生物多様性保全活動 (ドイツ)
サステナビリティ経営の社内浸透
サステナビリティ経営の推進には、従業員一人ひとりが事業活動と社会課題の関わりを理解し、自律的に行動することが重要です。当社グループでは、国内外の従業員に向け、社内イントラネットで国内外の最新動向や関連コンテンツを共有するほか、SDGsに関するEラーニングや、適切な業務遂行に必要な知識と価値観の習得を目的とした「チーム学習」などを通じて、サステナビリティに関する知識を学ぶ機会を提供しています。
また、学びを社会への貢献につなげる取り組みとして、2019年から当社オリジナルのSDGsバッジを製作しています。SDGsに関するEラーニングを受講し、テストに合格した社員にバッジを提供しており、これまでに島津グループの社員3,000名以上に提供しています。バッジには、2008年から森づくり活動に取り組んでいる京都府南丹市八木町の「島津製作所の森」の間伐材を使用しており、間伐材の活用を通じて地域の生態系の保全や林業の振興に貢献し、SDGsゴール15「陸の豊かさも守ろう」への貢献につなげています。また、地元の森林組合・製材所・木工所と共に、障がい者の方々にも参画いただき製作しており、SDGsゴール8「働きがいも経済成長も」にも貢献しています。
海外グループ会社においても、各地域の情勢や文化を踏まえたサステナビリティの浸透活動を進めています。


関連情報
サステナビリティおよびマテリアリティの取り組みについて、環境・社会・ガバナンスの視点で網羅的に掲載しています。
ESGに関する主要な情報やデータを分野別に掲載しています。
環境課題の解決に向けた製品・サービスや、さまざまな取り組みを紹介しています。
日々のさまざまなトピックスやニュースを掲載しています。「Sustainability」カテゴリーでは、サステナビリティに関する取り組みを紹介しています。


