トップメッセージ

科学技術とお客様とのパートナーシップでサステナブルな社会の実現に向けて挑戦を続けます

島津製作所が目指すところ

島津製作所が目指すところは、当社グループの持つ科学技術に磨きをかけ、世界中のパートナーと力を合わせ、“事業を通じた社会課題の解決”と“社会の一員としての責任ある活動”の両輪で企業活動を行い、サステナブルで明るい未来を創造することです。
1875年の創業以来、社是である「科学技術で社会に貢献する」ことを企業活動の中心に据え、1992年以降は「『人と地球の健康』への願いを実現する」ことを経営理念に定めて事業を続けてまいりました。近年は、社是・経営理念に基づく「島津グループサステナビリティ憲章」を制定し、グループ全体でサステナビリティ経営に取り組んでいます。医療機関における診断、治療、検査や、新薬の開発を支援する機器、安心・安全な社会の構築に向けたシステムなど、計測機器・医用機器・航空機器・産業機器の4つの事業で社会のサステナビリティ実現を支援し続けています。 

ステークホルダーの皆様との対話を深めるために

このたび島津製作所は、2026年7月に島津 サステナビリティレポートを初めて発行いたしました。これまで統合報告書を通じて、当社グループの経営戦略や財務情報、非財務情報を幅広く発信してまいりましたが、サステナビリティに関する取り組みや考え方をより深く、より具体的にお伝えするために、サステナビリティレポートを発行する運びとなりました。
サステナビリティレポートは、私たちが社是と経営理念のもと、「『人と地球の健康』への願いを実現する」ために社会課題の解決と責任ある企業活動の両立を目指す中で、どのような挑戦を続けているのかを、ステークホルダーの皆様により分かりやすくお伝えするものです。価値創生領域と定めたヘルスケア・グリーン・マテリアル・インダストリー領域において、技術やサービスの進化を支える人的資本経営の状況や、リスクマネジメント、環境・人権対応、そしてガバナンスの強化など、多岐にわたる取り組みを体系的にまとめています。
近年、社会や地球規模での課題が複雑化・多様化する中、企業にはサステナビリティへの取り組みとともに、従来以上に高い説明責任と透明性が求められています。サステナビリティレポートの発行により、当社グループの非財務情報やESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みを、より詳細かつタイムリーに開示したいと考えています。サステナビリティレポートの発行を機に統合報告書との相乗効果が生まれ、ステークホルダーの皆様との対話が一層深まることを強く期待しています。

サステナビリティ経営の挑戦

2026年4月に開催した第8回サステナビリティ会議では、サステナビリティ全般に加え、リスク・倫理、環境、人権という4つのテーマを軸に、グループ全体で議論を重ね、CRO(Chief Risk Officer)の設置やリスクマップ導入など、変化に強い組織体制の構築を進めてきました。また3年ぶりに行った重要課題であるマテリアリティの見直しについても、サステナビリティレポートやWebサイトを通じて詳しく紹介しています。

私たちは今後も、科学技術とお客様とのパートナーシップを礎に、グループ全体でサステナブルな価値創造に挑み続けます。皆様のご意見やご期待を積極的にお伺いし、対話を重ねながら、より良い社会と企業の未来を共に築いてまいります。

代表取締役社長 山本 靖則