研究開発への取り組み
革新的な次世代の製品を生み出すコア技術の研究開発、現在の製品・技術をより向上させた新製品の開発、AI・IoT・ロボティクスを含めた汎用性の高い共通技術の開発を行っています。また、技術やノウハウの融合・発展によって社会の変化や新たな課題に迅速に対応し、未来社会で必要とされる新しい事業や技術の開発にも取り組んでいます。
コア要素技術である先端分析、革新バイオ、脳五感、AIと、製品基盤技術である機器制御設計とシステム統合の領域で研究開発に取り組んでいます。
知的財産への取り組み
事業に貢献する知的財産の獲得や有効活用、他社の知的財産権の尊重など基本的な取組みに加え、知財情報の事業戦略への活用や技術ブランドの発信など知的財産の戦略的活動を通じて、事業競争力を強化しています。
標準化への取り組み
標準化は製品の仕様や性能などを取り決め、粗悪品を排除し、一定の品質を保つことを目的で使われてきました。
生み出した技術をより多くの人々に使ってもらうために、標準化活動を通したルール形成を推進し、新たな製品やサービスの市場の創出に取り組みます。
当社は標準化を社会に貢献する機会、さらに市場の創造、競争力の強化に重要と考え、中期経営計画の「7つの経営基盤強化」の一つとして推進しています。
当社のイメージする国際標準化戦略、規制対応の4ステップは以下の通りです。現在当社はLv1からLv2に移行しつつある段階だと認識しており、今後Lv3を目指しています。
パートナーシップで社会課題を解決
先進的な技術を獲得し、革新的な製品やサービスを提供するためには、挑戦的な研究開発を行うことが重要です。当社は産学連携を深め、共同研究やオープンイノベーションによる価値創出を積極的に推進しています。
世界のパートナーと共に社会課題解決のイノベーティブカンパニーとして持続的な成長を果たします。
国内外での研究・教育への支援
私たちは、科学技術の更なる発展を目指し、最先端研究の助成・振興や、私たちの保有する知識や技術を活用した次世代の人財育成を行います。
子供たちを対象に、さまざまな科学関連の展示会・イベントへの出展や、当社の分析機器や天びんなどを使った科学イベントを開催するなど、子供たちの科学への興味を高めるための活動を行なっています。
また日本だけでなくグローバルで、次世代科学者の教育や大学での研究開発を支援しております。