環境配慮認定製品 エコプロダクツPlus
～地球環境の負荷低減をめざして～

世界最高クラスの感度を持つガスクロマトグラフ質量分析計で、極微量分析が必要な場面に最適な装置です。
連続分析の後、自動的に エコロジーモード に設定できますので、夜間分析の後においても自動的に電力を節約することができます。これにより、当社従来機種比で26％の省エネ性能を実現しました。

”より小さく、よりシンプルで使いやすく、しかし分析性能は落とすことなく”を目指して開発したガスクロマトグラフです。
電力コストを削減させ環境負担の少ないGCの実現のため、オーブン内に高性能断熱材を採用し、GC形状を小型化することにより熱容量を少なくし加熱ロスを抑えることに成功しました。その結果、従来機と比較して、消費電力31%、重量33%、容積43%をそれぞれ削減することが出来ました。

TNP-4200は水環境保全のために排水中の全窒素と全りんを測定する装置で、様々な工場，プラント、大型商業施設、下水処理施設などの事業所に導入されています。自動洗浄機能を内蔵した試料前処理器を搭載し、優れた省試薬・少廃液性能（従来機種比30%削減）により、メンテナンス作業の効率化やランニングコストの削減に貢献します。

RoHS/ELV指令等の環境規制対応から、研究用途としての一般材料分析における高度なニーズまで、幅広く対応する元素分析装置です。優れた操作性により、初心者から高度な分析を行うラボのエキスパートまで、ご活用いただけます。
当社従来機種比で１分析あたり44％の省エネを達成しています。
さらに、分析時に液体窒素が不要になったことと、コンパクトで軽量になったこともあり、ライフサイクル全体でのCO₂排出量は55％削減を達成しています。

分析機器・一般産業機器・研究用途に適したコンパクトで取り回しに優れたポンプで、従来製品に比べ、消費電力、重量、容積を大幅に削減しました。また、高い信頼性と長寿命、H₂ガスに対する高い圧縮比が特長で、ローカル操作、全方位取付が可能です。
当社従来機種比で重量は72％、容積は73%、設置面積は79%削減しました。

セラミックス部品製造工程における脱脂を行う装置です。過熱蒸気を使用することで、Air/N₂による脱脂に比べ脱脂時間を短縮し、独自開発の高効率型燃焼器により消費電力削減も可能で、環境に配慮した仕様です。また、FTIRガスモニタ、ロギング機能を加えることで、脱脂工程の可視化が行えます。

オートグラフAGX-V2シリーズは、制御性能、操作性、安全性を高いレベルで実現している材料強度試験機です。材料試験機としては類をみない、音声操作を実現しました。オペレーターが話すキーフレーズに反応して、AGX-V2が様々な動作を行います。
また、試験容量×試験速度によるエネルギー密度において、従来機比40%以上の向上を達成しました。

精密万能試験機オートグラフX-Vリフレッシュは、既設試験機の機械本体をそのまま利用し、計測制御装置と駆動電動機を新しくすることにより、安全性が強化され、最新の機能・性能を持つ試験機に生まれ変わらせます。最新のOSに対応したTRAPEZIUMX-Vも利用できるようになり、信頼性と操作性が向上します。
X-Vリフレッシュでは、最も環境負荷の大きい機械本体をそのまま利用するため、新機種導入に比べ、製品ライフサイクルにおけるCO₂排出量を60 %（20 kN～300 kNモデルのとき）削減できます。

電動モータ駆動式を採用した振動試験機で、高い精度での耐久試験を可能にするとともに省エネ78％を実現しました。自動車・航空機などの輸送機について、本体から部品単体までの耐久性評価など幅広い試験に対応します。

検査対象部位を頭部と乳房に特化した検出器配列とすることで、理論的限界に近い高解像度な診断画像を提供できるようにしたPET装置です。検出器の受光素子を、従来の真空管から半導体に変更したことで、装置のウォーミングアップに必要な時間を1/8程度に短縮し、24時間通電を不要としました。これにより当社従来機比で43%の省エネを達成しています。

血管撮影システムは、心血管や脳血管をはじめ全身の血管の状態を観察する血管造影検査や、治療デバイスを挿入して血管拡張などを行うカテーテル治療に用いられます。画像処理エンジンに新たにAI技術を採用することで、従来より40%以上被ばく線量を削減できます。本製品では、システムキャビネットの統合、最適化等のエコ設計に配慮したことで当社従来機種に対して、設置面積43％、容積40％削減、重量減量率29％を達成しました。

乳房検査用の装置で、患者さんがうつ伏せになり乳房を検出器ホールにセットするだけで、短時間で検査を行うことができます。
X線を用いたマンモグラフィーは、検査の際に乳房を圧迫するため痛みを伴いますが、この装置では痛みを感じることなくリラックスして検査することが可能です。
当社従来機種比で30％の省エネを達成しています。

走査型プローブ顕微鏡（SPM）は、微小な探針で走査することで試料表面の局所的な三次元形状や物性情報を取得する装置です。高感度・低ノイズの検出光学系の採用によって高分解能観察を実現しつつ、操作に慣れが必要であった光学調整と観察条件設定の作業を自動化しました。この結果、準備からデータ取得までの時間を従来の1/6に短縮できました。
本製品では制御ユニットを大幅に小型化し、当社従来機種に対して73％の省エネ、重量73％削減、容積85％削減、設置面積63％削減を達成しました。

IRSpirit-XシリーズはA3サイズに収まるコンパクトな設置面積と高感度を両立しています。分析をナビゲートする専用プログラムや、質の高いスペクトルの取得をサポートする機能を標準搭載することで、分析業務の省力化も実現しました。当社従来機種比で、重量は76%、設置面積は70%削減、省エネ62％を実現しました。

光学系の小型化を図ることで、設置面積・重量・容積の大幅削減とハイコストパフォーマンスを実現した装置で、皆様の様々な分析作業を支援します。