人財育成

人財育成

従業員のチャレンジ精神、卓越した専門性、イノベーション創造力、パートナーとの協働、自己規律、チームワークなどの資質や能力を高めることが大事と考えています。特に組織のリーダーとして事業活動を牽引する「ビジネスリーダーの育成」、従業員の専門性を高める「スキルアッププログラムの拡充」、世界のパートナーとの協働を担う「グローバル人財の育成」の3つの領域において取り組みを強化しています。

教育体系

人材育成は自社の経営資源をより強化することにつながります。当社では、「期待される人材像」を目指す姿として、階層別研修、それぞれの職種にあわせての機能別研修、次世代のビジネスリーダー育成のための選抜研修などを通して、人材育成を行っています。新入社員に対しては、配属後、「メンター制度」を導入し、各職場で責任を持って育成する仕組みを取り入れています。また、グループ経営強化のため、グループ会社向けの研修も随時実施しています。
さらに、カフェテリアプランを利用した自己啓発学習への補助のほか、重要資格保有者を育成する資格取得奨励一時金制度も設けています。これは、自己研鑽の風土醸成を促すことで、会社業績の発展に寄与することを目的として、当社の業務上で重要な資格を取得して業務を行う従業員に対して一時金を支給する制度です。

新人社員研修

新人社員研修

ビジネスリーダーの育成

経営幹部候補の育成を目指す「経営塾」は3年目の開催となりました。参加者は、ケーススタディを通じて、経営者に求められるビジネスリテラシーと判断軸を身に付けるとともに、個別企業研究と自社課題を踏まえて、当社が目指すべき経営ビジョンを練り上げています。
また、グループ会社の組織リーダーを継続して育成するため、国内グループ会社は2005年から、海外グループ会社は2015年から、本社においてグループ会社マネージャー研修を実施しています。

スキルアッププログラムの拡充

スキルアッププログラムは、コミュニケーションやリーダーシップなどの対人スキル、機械設計や英語力などの対仕事スキル、問題解決やマーケティングなどのビジネス体系化スキルの3種類に区分されています。
このうち、対人スキルは、主に新入社員やマネージャーなどの階層別研修で、対仕事スキルは、研究開発や営業など職種別研修と職場におけるOJTで対象となる従業員のスキルアップを図っています。
2017年度は、ビジネス体系化スキルの習得機会を従業員に幅広く提供するため、マーケティングに関する公募型研修を新たに実施したほか、自己啓発として、問題解決などの関連スキルを幅広く学べるe-learningを導入しました。

グローバル人材の育成

若手のグローバル人財の育成を目指す海外現場研修は、2012年度の派遣開始から6年目を迎え、これまでの派遣人数は41名、派遣国数は12カ国となりました。海外グループ会社での研修以外に、海外研究機関や国際機関で活躍する研修生もおり、世界中のパートナーとの協働に取り組んでいます。
また、海外ビジネスの現場の声を育成施策に反映させるため、2017年度はシンガポールでグローバルHR会議を開催しました。
海外グループ会社15社から19名の人事担当者が参加し、各社の取り組み紹介を交えながら、採用から育成、組織開発まで、海外ビジネスに貢献する人財や組織の在り方について議論を行いました。

若手社員を鍛える「海外現場研修」

当社では、入社5年前後の若手社員を対象として、最長2年間、海外のビジネス現場に派遣する「海外現場研修」を実施しています。
異なる文化の中での生活や、多様な価値観を持つ人々と一緒に働く経験を通じて、語学力を含めたコミュニケーション能力と、海外ビジネスの「土地勘」を身につけさせ、これからの当社事業の更なるグローバル化をけん引する人材を育成することが研修の目的です。研修に参加する社員は、海外ビジネスにチャレンジしたいという本人の意欲と、今の職場で一人前の仕事ができているかどうかを重視して選んでいます。

欧州で働く経験

私はヨーロッパビジネスを統括しているShimadzu Europa GmbH(ドイツ)で研修して参りました。業務で使用する言語は英語、ドイツ人同士はドイツ語で話し、街中ではドイツ語しか通じない場所も多い、アジア人もたくさん見かける、といった面白い環境で過ごしました。ドイツ人の同僚は、時間効率を考えた行動を好む面があり、一緒に仕事をする上で時間の使い方や優先順位の考え方を学びました。しかしながら、どれだけ技術が進んでも面と向かっての情報交換以上のものはない、と多々感じることがありました。言語、文化が多様な欧州で多くの関係者と仕事をさせて頂き、意見交換することで良い信頼関係を築いていく貴重な経験が出来ました。

分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター
池澤 由雄

シンガポールで働く経験

2年間のシンガポール現場研修経験は、私にとって大きな糧となりました。担当地域はASEANインド南アジアと幅広く、飛び回る毎日。国ごとに文化や慣習も大きく異なるため、最初はなかなか溶け込めず苦労しました。その国の文化慣習を理解し、尊重すること。簡単なようですが実際は難しく、非常に勉強になりました。
男性女性など関係なく、意欲があれば誰にでも手を挙げるチャンスがあり、世界中でチャレンジできる土俵が広がっております。この経験を活かして、現在も海外ビジネスに貢献する様々な仕事を担当しております。

海外事業開発部 分析計測ユニット
大倉 麻美子