着色による屈折率差

概要

KPR-2000は多波長測定が可能で、測定精度が±3x10-5あります。カラーバリエーションが豊富なアクリルの屈折率は色に関係なく一般的に「1.49」ですが、KPR-2000で測定すると、色の違いによる差を明確に測定することができます。
素材の開発、材料の製造時の品質管理、使用条件に最適化した設計をするために必要な情報取得、特性把握などにご利用下さい。

測定例

試料

アクリル板(PMMA) 透明/色透明(無色、蛍光黄緑、オレンジ、赤)30x30x2[mm]

条件

試料温度 20℃
測定波長 2波長(d線、C線)
接触液 nd 1.49

結果

アクリル板の色の違いにより、2x10-4、4x10-4程度の差があることがわかります。

測定例グラフ

  • ※本測定で得られた代表値であり、アクリルの屈折率を保証するものではありません。

構成

番号 項目 備考
1 KPR-2000 詳細はこちら
2 プラスチック用VブロックNo.1 詳細はこちら
3 恒温装置
4 接触液 nd 1.49 詳細はこちら