平成22年度

1.雑誌論文 計(2)件 うち査読付論文 計(2)件

  1. Tsuchiya. S. et al. MicroRNA-210 Regulates Cancer Cell Proliferation through Targeting Fibroblast Growth Factor Receptor-Like 1 (FGFRL1). J. Biol. Chem. 286, 420-428, 2011.
  2. Imanaka Y. et al. MicroRNA-141 Confers Resistance to Cisplatin-induced Apoptosis by Targeting YAP1 in Human Esophageal Squamous Cell Carcinoma. J. Hum. Genet. 2011 Feb3.

2.学会発表 計(2)件 うち招待(依頼)講演 計(0)件

  1. 福山裕子,船越なつ美,田中耕一,「MALDI質量分析における液体マトリックスを用いた糖ペプチド高感度解析」,第35回日本医用マススペクトル学会,2010.9.9-10,P18
    (疾患関連化合物の一種:糖ペプチドを、従来法より10~100倍高感度に測定できる新規手法を解説。最先端プロとしての開発技術に関する最初の成果発表。)
    発表資料(482KB)
  2. 金城薫,福山裕子,田中耕一,「MALDI質量分析における液体マトリックス3-AQ/CHCAを用いたAQラベル化法による糖鎖の超高感度解析」,第35回日本医用マススペクトル学会,2010.9.9-10,P30
    (質量分析研究所として日本質量分析学会”MSSJ2010 16P-047″に発表した「従来方法と比較し糖鎖の感度を数百倍~1万倍に向上」の続報。)
    発表資料(524KB)

3.図書出版 計(0)件

4.産業財産権の出願(出願中で未登録のものに限る) 計(1)件

5.産業財産権の登録(登録済みのものに限る) 計(0)件

6.学術シンポジウム等(主催したもののみを記載) 計(1)件

No. 開催期間 実施した補助事業者 標題 実施内容 会場 参加人数
1 2010.10.30 京都大学 第2回 薬学の未来を考える京都シンポジウム -創と療の革新- プロジェクトの概要説明等を通して「産学官連携で次世代質量分析システムの開発を推進し、創薬・診断分野の革新に貢献する」という研究方針と当プロジェクトの趣旨を紹介した。(詳細:Topics記事) 京都大学薬学部記念講堂 100

7.アウトリーチ活動 (実験教室の開催、冊子作成等) 計(9)件

No. 実施期間 実施した補助事業者 標題 実施内容 実施場所 参加人数
1 2010.4.30 島津製作所(主催:京都大学) 異分野融合で独創性を活性化する 田中所長が、質量分析システム開発から生まれた発明を実例として紹介し、異分野融合の場から生まれる独創性を活性化させる仮説を紹介した。(詳細:Topics記事) 京都大学工学部 200
2 2010.6.5 島津製作所(主催:内閣府、他) 君へのメッセージ(科学・技術フェスタ in 京都) 田中所長が自身の高校時代から現在の研究に至る経験談をまじえながら、次の世代を担う若者たちに産学連携や異分野融合の大切さを伝えた。(詳細:Topics記事) 国立京都国際会館 300
3 2010.8.4 島津製作所(主催:国際糖質学会) 国際糖質学会-ICS2010 田中所長がこれまでの成果を発表した後に、最先端プロで糖鎖解析を含む質量分析システム開発を行うことを説明した。 幕張メッセ 300
4 2010.9.6 島津製作所(主催:富山県) とやまの未来を拓く科学技術交流会 田中所長が本プロジェクトで行っている研究開発内容について紹介し、県内の企業や大学関係者らと意見交換を実施した。(詳細:Topics記事) 富山第一ホテル 120
5 2010.10.13 島津製作所(主催:東北大学) 医学・薬学への貢献を目指す次世代MSシステム開発に必要なのは? 田中所長が本プロジェクトで行っている研究開発内容について紹介し、東北大の学生・職員らと意見交換を実施した。(詳細:Topics記事) 東北大学工学部 30
6 2010.10.13 島津製作所(主催:東北大学) 異分野融合が行える環境は? 質量分析開発を一例として 田中所長が講義の中で本プロジェクトにも触れ、特に日本の中で独創性を発揮するための仮説を紹介した。(詳細:Topics記事) 東北大学国際高等研究教育機構 100
7 2010.10.28 島津製作所(主催:読売新聞社、福島民友新聞社) ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム - 次世代へのメッセージ - 田中所長が、「若手研究者を育む」をテーマに基調講演およびパネルディスカッションを行った。(詳細:Topics記事) 日本大学工学部(福島県郡山市) 550
8 2011.3.7-11 島津製作所(主催:日本学術振興会) 第3回HOPEミーティング 田中所長が、アジア・太平洋地域の大学院生に対して講演を行った。 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区) 99
9 2011.3.13 科学技術振興機構 FIRSTサイエンスフォーラム - トップ科学者と若者で切り拓く未来 - 田中所長が、第3回(京都会場)で講演およびパネルディスカッションを行った。 国立京都国際会館(京都府京都市) 200

8. 報道等 計(19)件 -テレビ(1)件、新聞(13)件、雑誌(学術誌除く)(2)件、その他(3)件

No. 媒体の種類 放送チャンネル・紙名等 番組名・掲載見出し等 放送・掲載年月日 掲載面等
1 web 特許庁広報サイト 特許制度125周年記念事業「現代の発明家から未来の発明家へのメッセージ」
(「発明のおもしろさ」など、リレーメッセージを伝える中の一人として田中所長が登場。)
2010.4 特許庁広報サイト
2 新聞 朝日新聞 キーパーソン
(田中所長が最先端プロの概説を行い、研究者・技術者が自ら説明することの大切さと遣り甲斐を説明。)
2010.5.7 7面
3 新聞 日経産業新聞 変わる最先端研究 個人の才能 解き放つ
(最先端プロ採用30課題の中で、企業研究者が取り組むテーマを特集で詳細に紹介。初回は田中所長と日立製作所の外村フェロー。)
2010.5.25 1面,9面
4 その他 京大広報 薬学研究科最先端創薬研究センターを創設
(京大に新設された最先端創薬研究センターの概要紹介記事。)
656号(2010年5月) P3176
5 web 日経新聞(他、読売ONLINE、毎日新聞、KBSnews等) ノーベル賞受賞者、高校生に科学の魅力語る
(「科学・技術フェスタin京都」が開催された内容の概略を、紙面やニュースで紹介。)
2010.6.6 -
6 新聞 日経新聞 がんなど発症目印 「糖鎖」検出しやすく
(糖鎖の数百倍~1万倍高感度検出法開発を基礎とし、病気早期発見・治療への貢献を目指すことを解説。)
2010.6.14 11面
7 新聞 中日新聞 ノーベル賞の陰には挫折も 物おじせずに自分の考えを
(「科学・技術フェスタin京都」での内容要約を、中高生向けの紙面で紹介。)
2010.6.28 9面
8 雑誌 JST News レポート「科学・技術フェスタin京都」 科学・技術をイノベーション創出のエンジンに!
(「科学・技術フェスタin京都」のレポートを4ページにわたり紹介。)
2010年7月号 P6-9
9 新聞 京都新聞 この人と話そう:創薬の達人 杉本 八郎さん
(アルツハイマー病治療薬アリセプトを開発した京大:杉本客員教授(共同提案者)が、新薬開発の困難さと意気込みを解説。)
2010.7.4 18面
10 新聞 毎日新聞 はさぶさに挑戦心を見た 川口淳一郎さんと田中耕一さん対談
(探査機”はやぶさ”プロジェクトを、失敗を恐れずに粘り強く取り組んだ”もの作り”と解釈し、これから特に大人が夢を持って挑戦することの大切さを学んだこと、などを説明。)
2010.7.15 18面
11 新聞 朝日新聞 生物研究コンピュータ時代
(バイオインフォマティクスの応用分野として、遺伝子診断・治療の現状を京大:辻本教授(共同提案者)が説明。)
2010.8.10 26面
12 新聞 日経産業新聞 日本の未来 技術で開く
(「産業界の期待高まる」研究として、最先端プロの京都大学:中山教授、日立製作所:外村フェロー、島津製作所:田中所長などを紹介。)
2010.8.30 19面
13 TV 北日本放送 田中耕一さんと科学技術交流会
(「とやまの未来を拓く科学技術交流会」を紹介。)
2010.9.6 ニュース番組
14 新聞 富山新聞(他、北日本新聞等) 「失敗から発見」極意語る 富山でノーベル賞田中耕一さん招き交流会
(「とやまの未来を拓く科学技術交流会」を紹介。)
2010.9.7 記事内容
15 新聞 読売新聞 日本の科学力示した ノーベル賞電話座談会 鈴木氏と江崎、田中氏 2010.10.7 6面
16 新聞 読売新聞 東京版 ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム - 次世代へのメッセージ - in日大 2010.11.12 22,23面
読売新聞(夕刊) 大阪版 2010.11.22 記事内容
17 新聞 日経新聞(夕刊) はやぶさのイトカワ微粒子持ち帰り
(「分析技術が夢へ貢献したことが喜ばしく、産業界が失敗に対処しながら挑戦したことが将来の方向性を示した」とコメント。)
2010.11.16 14面
18 雑誌 月刊化学(3月号) 座談会:機器分析のブレークスルー -この10年の進歩を振り返り、その未来を語る 2011.2.18 2011年3月号
19 新聞 京都新聞 科学研究の道 高校生に語る 2011.3.14 21面