ポリクロメータ式 光スペクトラムアナライザ(OSA)レーザースペクトラムアナライザ SPG-V500

波長185 nmから1095 nmまで
『高い波長分解能』と『瞬間的な分光測定』

レーザーの波長測定にかかる時間短縮はもちろん、モードホップなどの縦モードの挙動を可視化することで、レーザー光源やレーザーモジュールの開発スピード向上や製造コスト削減を実現します。

レーザースペクトラムアナライザ SPG-V500

用途事例
特長
仕様

用途事例

モードホップ・波長挙動を捉える

モードホップ抑制と、レーザー出力の安定化
パルスレーザーのスペクトル測定
単一周波数レーザーのサイドピーク抑制
●レーザースペクトルの温度特性評価

深紫外(DUV)レーザーや多波長レーザーの波長を検査する

多波長レーザー光源の連続試験(波長測定)
266 nmレーザーの基本波~第4高調波のスペクトル測定
●エキシマレーザー(193 nm)や滅菌用光源(222 nm)の測定

レーザーの光学調整や検査を短縮する

外部共振型レーザーの調整時間を短縮
半導体レーザー(LD)の波長検査を自動化
●面発光レーザー(VCSEL)や自動運転向けセンサ(LiDAR)の波長の全数検査

特長

1. 瞬時分光測定・同時多波長測定・リアルタイム測定
アレイセンサで瞬間的に分光スペクトルを取得し、レーザーのモードホップや温度特性・電流特性の可視化や、測定時間の短縮を実現します。

2. マルチモードファイバ(MMF)で高い波長分解能
マルチモードファイバ※1で約0.02 nm (Typ.) の波長分解能を有し、測定対象に光ファイバを向けるだけで細かなピークの変化を捉えられます※2

3. 紫外 (UV)・可視 (VIS)・近赤外 (NIR)の広い測定範囲
これ1台で波長185 ~ 1095 nmの波長に対応し、266nmの深紫外レーザーの基本波から波長変換後の波長まで測定できます※3

4. カスタマイズ性
「波長分解能を上げたい」や「同時に広い波長範囲を測定したい」などのカスタマイズに対応できます。
資料請求参照)

※1 推奨コア径は200~600 μmです。 空間入射も可能です。
※2 高次光を用いることで、より高い波長分解能で測定できます(資料請求参照)。
※3 基本波を測定する場合、高次高調波を除去する次数分離フィルタを使用してください。

 

◆405 nmレーザー測定例
その他レーザーの測定例(動画)はこちら 

仕様

仕様
 
  • ※1:各仕様にあった光ファイバケーブル(推奨コア径:200~600 µm)を取り付けます。本装置は10 mWまでのレーザー光入射に対応します。
  • ※2:設定波長範囲は190~1092 nmです。設定波長はセンサ中央付近で測定される波長です。
  • ※3:測定光に測定波長の整数分の1の波長の光を含む場合は次数分離フィルタを使用してください。
  • ※4:リアルタイム測定できる波長幅です。設定波長ごとに決まります。
  • ※5:検査波長は253.7 nm、546.1 nm、912.3 nm、1092.1 nmです。センサ中央付近の値です。
  • ※6:ソフトウェアの原点調整機能使用後の値です。
  • ※7:結露、粉塵、振動がないこと。