用途事例
モードホップ抑制と、レーザー出力の安定化
ポリクロメータ式 光スペクトラムアナライザ“SPG-V500”は、瞬間的な波長の挙動を捉えることができるため、レーザーの条件設定や波長安定性評価に使用できます。
また、マルチモードファイバを使用して簡単に光を入力できることから、パワーメータを併用して波長と出力を同時に測定し、レーザーの細かな調整・出力安定化に活用できます。
ポイント① 波長と出力の同時測定
SPG-V500では、マルチモードファイバ入力でも約0.02 nm（Typ.）の高分解能測定が可能です。パワーメータからの散乱光に光ファイバを向けるだけで測定できるため、波長と出力の同時測定が可能です。
ポイント② 波長挙動のリアルタイム測定
SPG-V500では、レーザーの光学調整を行いながら、スペクトルの瞬間的な変化をリアルタイムに確認できます。
波長と出力の同時測定により、それぞれが同時に安定化する条件を簡単に見つけることができるため、モードホップが抑制されたノイズの少ないレーザー光源の組立調整に役立ちます。
まとめ
SPG-V500とパワーメータを併用することで、波長と出力のリアルタイムな変化を確認しながら、レーザーの光学調整が行えます。
光分析やレーザーセンシング・計測などの用途で波長安定性が求められる固体レーザー、波長変換レーザー、波長可変半導体レーザーの組立調整や評価に有効です。
その他の事例
