Vブロック法

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V-block method

Vブロック法は、高精度な測定を手軽に行える測定方法です。古くから知られている屈折率測定手法ではありますが、Vブロックプリズムに求められる精度が高いため、Vブロック法を採用した測定器が販売されるケースは多くありません。Vブロック法での測定精度は最小偏角法には及ばないものの、光学材料、レンズなど高品質を求められる用途では測定のスループットが高いため日常的に使用する測定方法となっています。

Vブロック法による光学ガラスの屈折率測定の方法は、JIS B 7071-2:2018「光学ガラスの屈折率測定方法 - 第2部:Vブロック法」で規定されています。

当社では自動測定のKPR-3000型/KPR-300型と手動測定のKPR-30V型を販売しています。プリズムは交換式となっており、標準で硝材の異なる2種のプリズム付属しており1.20~2.05の範囲(KPR-3000の場合)の測定が可能です。

図11 精密屈折計 KPR-3000型

図11 精密屈折計 KPR-3000型