屈折率測定の関連規格

Relevant standards for refractive index measurement

屈折率を測定する規格は、測定する対象別に制定されています。測定に使用する機器が明確に決められている規格、選択に自由度がある規格などがあります。

各種規格の中から一部を紹介します。

関連規格

・日本工業会規格 JIS
番号 名称
B 7071-1 光学ガラスの屈折率測定方法- 第 1 部:最小偏角法
B 7071-2 光学ガラスの屈折率測定方法- 第 2 部:Vブロック法
B 7090 光学及び光学機器−基準波長
K 0062 化学製品の屈折率測定方法
K 0517 高純度炭化水素の屈折率測定方法
K 7142 プラスチックー屈折率の求め方

 

・ASTM International / 旧称:米国試験材料協会(American Society for Testing and Materials)
番号 名称
C1648 Standard Guide for Choosing a Method for Determining the Index of Refraction and Dispersion of Glass
D542 Standard Test Method for Index of Refraction of Transparent Organic Plastics

 

・International Organization for Standardization(ISO)
番号 名称
489 Plastics -- Determination of refractive index
7944 Optics and optical instruments -- Reference wavelengths

 

・日本光学硝子工業会規格(JOGIS)
番号 名称
J01-2003 光学ガラスの最小偏角法による屈折率の測定方法
[ JIS B 7071-1制定に伴い廃止 ]
J18-2008 光学ガラスの屈折率の温度係数の測定方法

 

規格概要

・JIS B 7071-1 光学ガラスの屈折率測定方法- 第 1 部:最小偏角法
  測定装置に分光計を用い、最小偏角法により、屈折率を算出する方法を規定しています。測定に用いる光源は「JIS B 7090光学及び光学機器−基準波長」を引用しています。

最小偏角法の解説はこちら

 

・JIS B 7071-2 光学ガラスの屈折率測定方法- 第 2 部:Vブロック法
  Vブロック方式を採用した測定装置を用い、Vブロック法により、屈折率を算出する方法を規定しています。測定に用いる光源は「JIS B 7090光学及び光学機器−基準波長」を引用しています。Vブロック法による屈折率測定は、光学ガラスと同様な高精度な測定が必要とされる樹脂(アクリル、ポリカーボネート)などの測定にも利用されています。

Vブロック法の解説はこちら

 

・JIS K 7142 プラスチックー屈折率の求め方
  アッベ屈折計またはこれと同等な性能を持つ屈折計を用いて測定を行うA法と、顕微鏡を用いて液浸法(ベッケ法)で測定を行うB法が規定されています。A法は個体(ブロック状、シート状など)、B法は粉体を対象としています。アクリル(PMMA)の光学特性の測定・試験法として、記載されている事があります。Vブロック方式の屈折計は、本規格で規定されている測定範囲と精度を満たします。

臨界角法(アッベ式)の解説はこちら

Vブロック法の解説はこちら

 

・ASTM D542 Standard Test Method for Index of Refraction of Transparent Organic Plastics
  アッベ屈折計またはこれと同等な性能を持つ屈折計を用い、屈折率を測定する方法が規定されています。ポリカーボネート(PC)の光学特性の測定・試験法として、記載されている事があります。Vブロック方式の屈折計は、本規格で規定されている測定範囲と精度を満たします。

臨界角法(アッベ式)の解説はこちら

Vブロック法の解説はこちら

 

・JOGIS J18-2008 光学ガラスの屈折率の温度係数の測定方法
  光学ガラスの屈折率の温度係数を測定する方法として、最小偏角法を用いる方法と干渉法を用いる方法が規定されています。

最小偏角法の解説はこちら