2013.11.25 第61回イオン反応研究会で講演しました

 2013.11.23、大阪の島津関西支社を会場として “第61回イオン反応研究会「レーザー脱離イオン化による生体分子研究の最先端」”が開催され、本PJの若手研究者が発表しました。
 現在 MSでの生体分子解析の9割以上は、正イオンを用いて行われています。特に中性糖鎖・糖ペプチド等は負イオン生成が困難であり、研究の進展が限られていました。
 本研究会では、当PJが独自に開発した液体マトリックス・添加剤付加による高感度負イオン生成手法や 誘導体化等による豊富な構造情報導出MS/MS技術 を今回まとめて紹介する事により、今後のMS技術進展の一助になった、と考えられます。

 

西風隆司 島津製作所 田中最先端研究所
「負イオンを食わず嫌いしていませんか? ~糖鎖修飾の負イオン解析~」

 

*:1977年に「気相イオン反応研究会」として 質量分析学会とは独立に発足し,1980年に日本質量分析学会の正式部会となる。文字通り、質量分析の根幹技術:気相でのイオン反応を研究する。

 

第61回イオン反応研究会紹介サイト

 

 

 

 

 

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