2013.9.2 【資料掲載】富山の大学・企業関係者との交流会を行いました

 2013.8.30(金)、「富山の未来を拓く科学技術交流会」が富山県主催で開催され、製薬を中心とした主に県内の企業関係者・大学 及び 教育関係者、約150名が参加しました。
 石井隆一富山県知事ご挨拶の後、中心研究者の田中からは「FIRSTの成果を早期診断に活かす」と題し、本PJの質量分析を中心とした開発に関する概略説明、特に 1万倍以上の性能向上と 癌・アルツハイマー病の早期診断への手がかりが得られた事を紹介しました。

 富山県立大学 工学部 榊利之教授からは「シトクロムP450の構造と機能の解明および応用」、富山化学工業 綜合研究所 古田要介 副部長からは「新規抗インフルエンザウイルス剤 T-705 (Favipiravir) — 効果とメカニズムについて –」と題して講演されました。

 その後1時間近く、会場と演者3名との意見交換が行われ、学術・専門的な質問だけでなく、創薬への意気込み、異分野融合や若手・女性研究者の育成に至るまで、極めて活発な討議が行われました。

 本交流会については、地方の新聞・ニュースでも報道されました。