カルニュー精密屈折計接触液(屈折液)

シュリプスキー法

ガラスの均質度を測定する方法です。
ガラス粒子を屈折液に入れレーザ光を当てます。屈折液とガラスの粒子の屈折率を温度を変化させていくことで変化させていきます。屈折液とガラス粒子の屈折率の温度係数は異なりますので、温度による屈折率の変化の度合も異なります。屈折液とガラス粒子の屈折率の差がないとき、光はすべて透過します。屈折液とガラスの粒子の屈折率が異なるとき、光はガラス粒子と屈折液の界面で反射散乱し、ガラス粒子に入る光は屈折しまっすぐには進みません。この光の性質を利用すると、透過光、散乱光、反射光を測定することでガラスの均質度がわかります。

シュリプスキー法