2012.7.6 日本がん分子標的治療学会(6月27-29日)で成果発表しました

 日本がん分子標的治療学会 第16回学術集会(2012.6.27-29 北九州市)にて、「顕微質量分析による乳癌組織に存在する脂質分子のイメージング解析」の結果発表を行いました。
 今回用いた顕微質量分析装置(顕微MALDI)は、最高~10μmの面分解能で細胞に存在する多種多様な分子種をイメージングできる装置であり、乳癌組織中の癌細胞と間質細胞間で存在するフォスファチジルコリンと推定される分子の違いを見分けられた結果等を発表しました。

[P8-4] 川島 雅央1, 川口 展子1, 上野 貴之1, 深尾 典子2,3, 田中 耕一2,3, 寺澤 和哉3, 辻本 豪三3, 清水 一治3, 戸井 雅和1
“顕微質量分析による乳癌組織に存在する脂質分子のイメージング解析”
1 京都大学 医学研究科, 2 島津製作所 田中最先端研究所, 3 京都大学 薬学研究科