2014.10.15 “日本の発明くふう図鑑”で 質量分析による診断の話が掲載されました

 「日本の高い技術力の事例を 見開き1項目でビジュアルに紹介する」子どもから大人向けの図鑑”日本の発明くふう図鑑”が9月末に発刊され、「臨床検査」(pp142~143)の話の中で 将来を支える技術として 本PJの成果が紹介されました。

 書籍全体としては、「個人の探究心にも増して、大勢の人の協力、世代を越えて伝えられた力にこそ日本の強みがある」事を伝えています。
 「臨床検査 病気をはやく正確に発見する」に関しては、日本人(篠原亀之輔)が 世界で初めて臨床検査薬を開発した事にも触れられています。
 また、東北大学で開発された”八木・宇田アンテナ”(各家庭用の地上波アンテナ)に関しても紹介されています。さらに、2014年ノーベル物理学賞受賞の青色発光素子、2012年ノーベル生理学・医学賞受賞のiPS細胞、2002年ノーベル物理学賞受賞に貢献した(スーパー)カミオカンデも紹介されています。

 

関連情報:
電子情報通信学会誌 2007年9月号「対談 -アンテナを張る-」(1,340KB)
  — “ゴースト現象”を避けるアイデアが 異分野のタンパク質イオン化の発想に
    (「電気を化学に活かす」pp770~772 参照)