日本質量分析学会は、「質量分析の原理と応用研究を促進し、質量分析技術の 進歩 発達 普及 を図ることを目的」として、日本において60年以上に渡り 質量分析学の中核的な役割を果たしてきた学会です。
この学会からは、若手育成のためにも 近年毎年 論文賞等の各種賞が授与されており、本PJ参加の福山裕子が 本年の日本質量分析学会奨励賞の1人として 選ばれました。
福山裕子は、愛媛大学での学部生から博士課程を経て島津製作所質量分析研究所に入所し、本PJ 田中最先端研究所での研究開発に至るまで数多くの既存マトリックス改良・新規開発を中心に15年以上に渡って研究を継続しており、感度1万倍向上を含む様々な画期的成果を生み出しています。
2014年度 日本質量分析学会奨励賞（3件の中の1人）
福山裕子 氏（(株) 島津製作所）
研究題目：生体高分子のためのMALDIマトリックスの開発と改良
授賞式と受賞講演は、2014.5.14～16 大阪 ホテル阪急エキスポパークで開催される第62回質量分析総合討論会にて行われる予定です。
