水中光無線通信装置

磁気探知器/磁力計

 

水中光無線通信装置は電波を用いた通信が困難な水中において、無線での高速通信を実現するモデムです。​
当社の光無線通信装置は、水中で減衰率の少ないレーザー光を利用することで従来の音響通信よりも大容量のデータ通信を実現しました。​
海洋事業のリモート化、自動化に貢献します。

技術概要

従来、海洋を航行する水中ビークルから動画などの大容量のデータを取得するには、一度ビークルを海上または陸上に揚げる必要がありました。水中では、空中で通信に使用されている帯域の電磁波は激しく減衰し、無線通信に使用することができないためです。このため、水中の無線通信には音波が利用されてきましたが、通信速度は数十kbpsが限界であり、大容量のデータ通信には利用できずにいました。
水中光無線通信装置「MC」シリーズは、水中で減衰の少ない波長のレーザー光(可視光)を利用し、数十Mbpsクラスの高速通信を可能にしました。

  • この技術は、防衛装備庁殿 安全保障技術推進制度の支援を受けて開発した、デュアルユース技術です。
 

製品情報

水中光無線通信装置

MC100

【用途】
海中ドッキングステーションでのデータ送受信、水中大容量データの送受信

水中光無線通信装置 MC500

MC500

【用途】
水中ロボットのリモート操作、離隔地点とのリアルタイム通信

1. 短距離通信モジュール MC100(2020年発売)

  • 海中充電ステーションとのドッキング時に、高速で大容量のデータ回収が可能。
通信速度 最大95 Mbps
通信距離 ~ 10m
通信エリア

約10 度

耐水圧性能

36 Mpa以上(3500 m 耐水圧相当)

短距離通信モジュール MC100(2020年発売)

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2. 中距離通信モジュール MC500 (2022年6月発売)

  • 水中ロボット間を想定した中距離通信が可能
  • 水中ロボットの無線利用も可能
通信速度 最大20 Mbps
通信距離 ~ 80m
通信エリア

約40 度

耐水圧性能

31 Mpa以上(3000 m 耐水圧相当)

中距離通信モジュール MC500 (2022年6月発売)

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水中での通信方法

水中での通信方法

水中での通信方法の種類とそれぞれの特徴についてご紹介いたします

光を用いた水中での無線通信について

水中での光無線通信方式とその特徴についてご紹介いたします。

海洋開発分野への貢献

海洋開発分野への貢献

海洋開発分野での水中光無線通信装置の活用事例をご紹介いたします

開発の歴史

水中光無線通信装置の開発の歴史をご紹介いたします