History

島津製作所の歴史

2011(平成23)年~2017(平成29)年

世界のナンバーワンパートナーへ

島津は2011年より、世界の顧客に選ばれる世界のナンバーワンパートナーを目指して、先進技術を有する大学・研究機関、企業などとの共同研究・共同開発を加速させました。その一環として、2015年から2017年にかけて、世界の4拠点にイノベーションセンターを新設。また、食品放射能検査装置や女性に優しい乳房専用PET装置をはじめとして、社会課題の解決に役立つ製品の開発にも力を注いでいます。

中国MSセンター

CHRONOLOGY

年表

2011年
  • 中国開発センターを開設
  • 国立がん研究センター、京大iPS細胞研究所などと共同研究契約締結
2012年
  • 食品放射能検査装置「FOODSEYE」発売
  • 世界初のアーチファクトを消すアプリを開発
2013年
  • 島津 テニスチーム 日本リーグ初優勝
  • イメージング質量顕微鏡「iMScope」発売
  • 惑星分光観測衛星「ひさき」に島津の回折格子が搭載
2014年
乳房専用PET装置「Elmammo」を開発
2015-2017年
世界4拠点(アメリカ、中国、欧州、シンガポール)にイノベーションセンターを開設

EPISODE

エピソード

世界で戦えるパートナーとの連携

世界で戦えるパートナーとの連携

島津は、日本をはじめ世界各国の優秀な研究機関・研究者と連携して、共同研究・共同開発を強化するとともに、それらの研究開発を統括するイノベーションセンターを米国、中国、欧州、シンガポールに開設しました。そこでのアプリケーションやシステム、オンリーワン・ナンバーワン製品の新たな開発を通して、臨床分野、食品の安全分野、環境・エネルギー分野における社会課題の解決を目指しています。

食品放射線検査装置「FOODSEYE」

福島原発事故風評被害

東日本大震災による福島第一原子力発電所事故の影響で、米の放射能汚染の風評被害が大きな社会問題になりました。それを解決するために、島津は急遽、開発プロジェクトチームを立ち上げ、食品放射線検査装置「FOODSEYE」を開発。これによって30キロの米袋が、食品衛生法が規定する一般食品の基準値、100Bq/kg以下を5秒で判定が可能となり、迅速な安全確認と全数検査が可能になりました。

ひさきに搭載されたものと同タイプの回折格子

宇宙分野へ進出

2013年に打ち上げられた惑星分光観測衛星「ひさき」の心臓部に、島津の回折格子がキーデバイスとして採用されました。宇宙という異次元の厳しい環境においても、正確に機能する品質・性能が、島津の技術力の高さを証明しています。

痛みの少ない乳がん検査支援装置マンモPET」

痛みの少ない乳房専用PET装置

日本人女性の部位別がん罹患数が1位の乳がんの早期発見に向けて、島津は2014年に乳房専用PET装置「Elmammo」を開発しました。従来の検査用装置は乳房を圧迫するために痛みを伴い、受検に抵抗がありましたが、「Elmammo」は乳房を挟むことなく検査を行うため痛みも少なく、受検する女性の心と身体の負担を軽減しました。