
島津製作所は、1951年(昭和26年)に貿易課を設けアメリカを始めとする世界市場に
輸出の拡充を図っていました。
そして1963年、戦後初めての海外駐在員事務所がニューヨークに開設されます。
それを機に、サンフランシスコ、ドイツと次々に営業拠点を増やし、
現在のグローバルネットワークの源流を作っていきました。
1970年代には中国や中近東諸国との関係を深め、
その後も、シンガポール、モスクワなど世界市場の開拓に努め、
1984年(昭和59年)には島津製作所の輸出比率は25%にまで上昇しました。
製品開発もますます活発となり、ターボ分子ポンプ、DNAシーケンサなど、
近代産業に大きな影響を与えた製品を生み出し、技術の島津の地位を確固たるものとします。
1992年(平成4年)には経営理念"「人と地球の健康」への願いを実現する"を制定。
人類と地球に対する企業貢献の方針を打ち出しました。
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1963年 | ニューヨーク事務所を開設 東京研究所を開設 |
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1975年 | アメリカにShimadzu Sientific Instruments, Inc.を設立 |
1979年 | アメリカにShimadzu Precition Instruments, Inc.を設立 |
1980年 | (財)島津科学技術振興財団を設立 |
1983年 | アメリカで分析機器の製造を開始 |
1987年 | ドイツで分析機器の製造を開始 |
1991年 | けいはんな研究所を開設 秦野工場を開設 |
1992年 | 中国に合弁会社北京島津医療器械有限公司を設立 |
1994年 | 中国に合弁会社天津島津液圧有限公司を設立 |
1996年 | フィリピンにShimadzu Philippins Manufacturing, Inc,を設立 |
1997年 | 製造会社島根島津株式会社を設立 ベトナムにShimadzu Vietnam Medical Hi-Tech Company Ltd.を設立 島津(香港)有限公司 を設立 |
1998年 | 中国に島津儀器(蘇州)有限公司を設立 |
1999年 | 世界最速の遺伝子解析装置を開発 |
2000年 | 韓国にDong-il Shimadzu Corporationを設立 |