コミュニケーション誌「ぶーめらん」Vol.53を発行
巻頭は元プロ車いすテニスプレイヤー・国枝慎吾さん!
お客様とのコミュニケーション誌「ぶーめらん」最新号Vol.53を発行しました。今号も、各分野でご活躍されている方々にご登場いただきました。ぜひご覧ください!
特集:最強のつづき
国枝慎吾さんインタビュー
元プロ車いすテニスプレイヤー・国枝慎吾さんの特集です。2023年に世界ランキング1位のまま引退されてからも、選手の指導や国内外のエキシビションマッチでのプレーなど精力的に活動されています。
現役時代のターニングポイントや、さまざまな方を指導されるなかでの気付き、そして車いすテニスや他のパラスポーツへの想いをお聞きしました。国枝さんは「人生を豊かにするポイントは、楽しいこと、夢中になれることをいくつ見つけられるか、だと思います」といい、今後の活動を通して「あるもの」に出会いたいとお話しになりました。
特集:革新がつなぐ伝統
福井県越前市にある株式会社五十嵐製紙の紙漉き職人・五十嵐匡美さんの特集です。1919年の創業から継承されてきた高い技術力と五十嵐さんの斬新なアイデアによって、従来のふすま紙や壁紙に加え、廃棄野菜や果物の繊維を混ぜてつくる「Food Paper」、「立体漉き」の技術を用いた眼鏡ケースなどさまざまな製品をつくられています。
こうした新しい取り組みをされるようになったきっかけや、和紙産業が直面している課題、今後についてのお考えを伺いました。
シリーズ「御好次第何品ニテモ製造仕候也」
医学の未来、斯く在れかし
明治28(1895)年11月、ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲン博士は、物体を透過し、内部を写し出すことができる「X線」を発見しました。このニュースは世界中を駆け巡り、各地の研究者の間ではその再現に取り組む動きが起こります。第三高等学校(現:京都大学)の村岡範為馳(はんいち)教授もその一人でした。
島津製作所の創業者・島津源蔵の息子である二代島津源蔵は村岡教授に協力し、チームは明治29(1896)年10月、X線写真の撮影に成功しました。
