「ぶーめらん」編集部が「Ampdirect™技術」開発の裏側を取材
新型コロナウイルスに立ち向かうために

「ぶーめらん」編集部が「Ampdirect™技術」の開発ストーリーを取材

お客様とのコミュニケーション誌「ぶーめらん」編集部が、簡便かつ迅速なPCR検査のベースとなる「Ampdirect™技術」の開発ストーリーを取材しました。

分析計測事業部 ライフサイエンス事業統括部 バイオ・臨床ビジネスユニットのメンバーにオンラインで話を聞きました。

 

新型コロナウイルスPCR検査の基礎となる「Ampdirect™技術」とは

「Ampdirect™技術」は、PCR検査の省力化や迅速化に貢献する、島津製作所独自の遺伝子増幅技術です。検体からRNAを抽出・精製する作業を省略できるため、検査時間の短縮や作業者の負荷軽減に繋がります。

島津製作所は、ノロウイルスなどを検出する試薬にこの技術を利用してきました。これまでの実績や培ってきた技術を応用し、新型コロナウイルスの迅速なPCR検査を可能にしました。

開発のリーダー・四方正光から

「ぶーめらん」編集部の取材を受けた開発リーダー・四方正光は次のように語っていました。

「約2か月というハードでタイトな開発期間。リリース後も、より簡便になるよう改良を重ねたり、供給がストップしないよう部材の調達や製造現場との調整を図ったり、やることは山積みです。しかし、社員同士での声の掛け合いや、お客様からの感謝のお言葉が私たちの力になっています。」

取材した「ぶーめらん」編集スタッフの声

今回取材した「ぶーめらん」の編集スタッフは、「メンバーが『未知なるものに立ち向かうために、手を止めずに開発を進めていきたい』と話していた。島津製作所の社是『科学技術で社会に貢献する』を体現していると感じた」といいます。

この取材の模様は、2021年5月に発行予定の「ぶーめらん」Vol.44、シリーズ「挑戦の系譜」に掲載されます。

2021年以降の新型コロナウイルス関連発表や取り組み

当社は、世界的な感染の収束に向けて事業努力を続けます。

2021年1月21日には、新型コロナウイルスPCR検査試薬キットの海外輸出本格化について発表しました。2月上旬から東南アジアにも輸出を開始しています。

2月8日には、「新型コロナウイルス拭取り検査試薬キット」(研究用試薬)を発売しました。物質の表面に付着している新型コロナウイルスを検出するものです。

3月には、新型コロナウイルス変異株をPCR検査で検出する「SARS-CoV-2変異株検出コア試薬キット」および「N501Yプライマー/プローブセット」(いずれも研究用試薬)の開発を完了し、公的な検査機関や臨床検査会社への提供を始めています。

また、国立大学法人熊本大学および株式会社アイスティサイエンスと「尿・血液での新型コロナウイルス重症化予測技術」を共同研究し、「LC/MS/MSメソッドパッケージ修飾核酸バイオマーカー(仮)」を開発しました。

グループ会社の島津テクノリサーチは、2月25日に、下水処理場の下水に含まれる新型コロナウイルスのPCR検査受託事業を開始しました。

同社は、下水のPCR検査によって対象集団の感染状況を監視し、陽性反応がある場合には対人検査で感染者を特定する検査システム「京都モデル」の実証実験を3月26日に開始しています。

最前線に立つ方々の支援や事態の終息に貢献するため、全力を注ぎます。

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