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2023年10月19日 | お知らせ 当社製品「XSeeker 8000」「AIRsight」がグッドデザイン賞を受賞

島津製作所の卓上X線CTシステム「XSeeker 8000」、赤外ラマン顕微鏡「AIRsight」が、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。ユーザーのワークフローの課題や社会問題に対応したソリューションを提供する製品デザインが高く評価されました。

XSeeker 8000

XSeeker 8000

AIRsight

AIRsight

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承した日本で唯一の総合的なデザイン評価・表彰制度として知られ、国内外の多くの企業や団体が参加しています。暮らしの質の向上を図るとともに、社会にあふれている課題やテーマを解決するためのデザインを広く伝えることを目的としています。

https://www.g-mark.org/

審査委員の評価

卓上X線CTシステム「XSeeker 8000」

非破壊検査が不良品の発生を抑制することは、間接的ではあるが廃棄物削減において社会問題の解決につながる。このことに着目した汎用性ある製品の開発は、企画自体が評価に値することだが、普及に必要な小型軽量化と低価格化がX線防護構造の技術革新によって高いレベルで実現している。卓上型までコンパクトになった筐体は、最適な操作を実現するための配置、角度、色分けが考慮され、高い品質の仕上げが高機能機器に相応しい佇まいを醸し出している。

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赤外ラマン顕微鏡「AIRsight」

異物混入分析の需要拡大に対して、普及にとっての課題だった作業負荷軽減が、今まで二つの分析機器で実現できた機能を一つに統合することにより高いレベルで実現している。ハードだけでなくソフトも統合されたことは、経験に関わらず誰もが扱える簡単操作に貢献している。筐体設計では、レイアウトの自由度が少ない内部機構に対して、幾何形態を組み合わせた構成とパーツ毎の色や質感の変化によって、コンパクト性と使い勝手が合理的に融合し、分析機器に相応しい信頼感を醸し出している。

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