「島津の森」がハビタット評価認証において
最高ランクのAAA評価を維持更新

2014年の本社社屋建て替えにともない、本社・三条工場(京都府京都市)内に整備した敷地面積約8,000m2の「島津の森」は、約1,000本の草木が植えられており、お客様や従業員の憩いの場として活用しています。

2015年、生物多様性の保全・回復への取り組みを客観的に評価して認証する制度である、公益財団法人日本生態系協会による「ハビタット評価認証(JHEP認証)」において、西日本の製造企業で初めてとなる最高ランクAAA評価を取得、2020年の更新が認められ、AAAランクを維持しています。

京都の伝統文化を支える植物である、フタバアオイやヒオウギの保全に加え、フジバカマやキクタニギクなど京都にゆかりがある希少植物の保全・育成を行うとともに、野鳥などの野生生物を市街地に回帰させることにも役立っています。ここで育てたフタバアオイは、京都三大祭りの1つである「葵祭」へ毎年奉納しています。また、「源氏物語」にも登場するフジバカマには、「海を渡るチョウ」とも呼ばれる美しく優雅なアサギマダラが毎年蜜を吸いに来ます。フタバアオイやフジバカマの取り組みは、京都市の生物多様性地域戦略に基づく「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」に認定されています。

フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ

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