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NEWS & TOPICS

島津製作所創業記念資料館が第1回京都建築賞の優秀賞を受賞

(社)京都府建築士会の60周年を記念して創設された、第1回京都建築賞でリニューアルした当社創業記念資料館が優秀賞を受賞しました。リニューアルにより、通路や展示スペースが広々とし、間接照明やスポット照明を使うなど、展示物を引き立たせる展示となりました。本賞は、京都の歴史を踏まえつつ、創造的な優れた建築作品を表彰し、京都および建築の伝承・発展に貢献するものとしています。(2013.6.3)

フロスト&サリバン社の2013年南アフリカにおける
X線一般撮影市場シェアリーダーシップ賞を受賞

米国に拠点を置く大手グローバル市場調査会社フロスト&サリバン社の年間調査において、当社が2013年南アフリカにおけるX線一般撮影市場シェアリーダーシップ賞を受賞しました。フロスト&サリバン社の市場シェアリーダーシップ賞は、業界内で最大の市場シェアを獲得した企業に与えられるもので、長年にわたってお客様に提供してきた当社の高品質・高信頼性の製品が評価されました。(2013.5.17)

12インチFPD搭載の血管撮影システムTriniasが機械工業デザイン賞を受賞

日刊工業新聞社主催の第43回機械工業デザイン賞で当社の12インチFPD搭載の血管撮影システムTrinias(トリニアス)が日本産業機械工業会賞を受賞しました。X線量を低減し、画質を高めるなど被ばく量低減にこだわり、操作性を高めたことで、検査時間の短縮、患者さんの負担軽減に貢献したことなどが評価されました。(2013.7.26)

キッズぶーめらん第3回「からだの秘密」を公開

当社の子ども向けの科学WEBサイト「キッズぶーめらん」で展開しているシリーズX線の第3回「からだの秘密」を4月に公開しました。今回の舞台は動物園。色々な動物を見てまわりながら、X線についてわかりやすく学べます。本サイトは、小中学生に科学に興味を持ってもらうきっかけ作りを目指して運営するものです。(2013.4.1)

反応液量が100µ Lまで対応でき汎用性の高い
96ウェル型遺伝子検出装置GVP-9600を発売

リアルタイムPCR法に基づく遺伝子解析装置の新製品、遺伝子検出装置GVP-9600(研究用)を発売しました。大腸菌O157やノロウイルスなど早期に感染源を特定する必要がある食品衛生分野や、がん治療で使用する分子標的薬のように、効果や副作用リスクを事前に判断して行う「個の医療・診断」分野の遺伝子変異解析などにおいて、正確で迅速な遺伝子解析を実現します。(2013.3.1)

水道異物専用ライブラリを搭載して検索精度を大幅に向上した
水道異物分析システムを発売

水道関連異物の分析精度を大幅に向上するための水道異物分析システムを開発し、販売を開始しました。微量の試料でも測定できるフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)に水道異物専用の検索ライブラリを搭載しています。また無機元素の特定を得意とする蛍光X線分析装置(EDX)のデータも収録されており、蛍光X線分析装置とあわせて活用することで、より確実に異物の定性をすることができます。(2013.4.9)

光学顕微鏡で観察した試料をそのまま質量分析できる
イメージング質量顕微鏡iMScopeを発売

光学顕微鏡と質量分析計を融合した全く新しい分析計測機器、イメージング質量顕微鏡iMScopeを発売しました。大気圧下で質量分析が行えるため、より生きた状態に近い組織を分析することが可能です。光学画像から得られる形態情報と質量分析画像から得られる分子の分布状態を重ね合わせて解析することで、疾患に関連するマーカー探索や薬物動態観察への応用が期待されます。(2013.4.25)

※関連ページ p7 ~ 8

ナノ材料の産業利用を支える計測ソリューション開発コンソーシアムを発足

当社は、(独)産業技術総合研究所の計測・計量標準分野、ナノテクノロジー・材料・製造分野、および日本電子(株)、(株)リガクと「ナノ材料の産業利用を支える計測ソリューション開発コンソーシアム」を2013年6月1日に発足させました。ナノメートルレベルの材料を計測・評価するため様々な評価手法があるなか、現状では粒径およびその分布、組成や不純物に関する計測手法の国際的な標準は整備されていませんでした。日本企業が得意とするナノ材料の計測技術を融合・統合することで、ナノ材料の計測装置の開発とその国際標準化を推進し、日本のナノ材料の国際展開に寄与することを目指します。(2013.5.31)

Waters社クロマトグラフィーデータシステムEmpower™とのコラボレーション、
およびアジレント・テクノロジーとの装置制御ドライバの交換に合意

当社は、Waters社のクロマトグラフィーデータシステムEmpower™による、Nexera X2シリーズの新型フォトダイオードアレイ検出器SPD-M30Aの制御に対応しました。これにより、当社HPLCおよびUHPLCの幅広いラインアップをEmpower™によって制御が可能となりました。また、アジレント・テクノロジーズ・インクとの、Rapid Control .NET(RC.Net)に準拠した装置制御ドライバを相互交換することに合意しました。この採用により、様々なクロマトグラフィーデータシステム(CDS)から分析装置の制御を可能とするインターフェイス規格の業界標準化を推進します。(2013.4.26、2013.5.29)

新開発 冠動脈狭窄症の血液検査法質量分析技術を用いた新しいバイオマーカーを開発

東京大学医学部附属病院 循環器内科・ユビキタス予防医学講座鈴木亨特任准教授、東京大学大学院医学系研究科 循環器内科学教室 永井良三前教授、小室一成教授と当社の基盤技術研究所が共同で、質量分析計を用いた新しい血液検査法を開発しました。これにより、冠動脈カテーテル治療後の再狭窄の診断において、心臓カテーテル検査を受ける必要があるかどうかを簡単に判断することができるようになり、身体への負担を軽減できる新しい検査方法となることが期待されます。本研究開発の成果は、クリニカル・ケミストリー電子版にて5月13日(米国東部夏時間)に発表されました。今後、当社と同院ではこの診断法の実用化を目指します。(2013.5.16)

標準試料不要で106成分の一斉分析が可能なLC/MS/MS薬毒物
迅速スクリーニングシステムを発売

法医学・法中毒学分野で分析事例の多い106化合物を当社高速液体クロマトグラフ質量分析計によって簡便に一斉分析できるLC/MS/MS薬毒物迅速スクリーニングシステムを発売しました。薬毒物スクリーニングとそれらの定量分析を実施している施設での実際のワークフローを想定し、LC/MS/MSによる測定に馴染みのない方でも迅速かつ高感度な定量結果が得られるよう開発したシステムです。(2013.6.7)

脂質メディエーター130成分の一斉分析を可能にする
LC/MS/MSメソッドパッケージ脂質メディエーターを発売

東京大学大学院医学系研究科リピドミクス社会連携講座との共同研究の成果として、LC/MS/MSメソッドパッケージ 脂質メディエーターを発売しました。当社トリプル四重極型高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8040によって脂質メディエーター関連物質130成分を一斉分析することを可能にした製品です。本メソッドパッケージの使用により、測定の際の複雑な条件検討が一切不要になり、メソッド開発の大幅な時間短縮を実現します。(2013.6.7)

※関連ページ p9 ~ 10

高性能・高機能な新材料開発のための分析において高い感度と簡単操作を
実現した示差走査熱量計DSC-60 Plusシリーズ発売

高分子材料・医薬品・食品等の研究開発・品質管理分野において材料のキャラクタリゼーションに必要不可欠な示差走査熱量計DSC-60 Plusシリーズを発売しました。全温度範囲で高感度の測定が可能で、様々な測定も簡単操作で対応可能です。高性能・高機能な新材料開発のための分析を高い感度と簡単操作で実現します。(2013.4.15)

※関連ページ p11 ~ 12

微細な表面形状と物性などを3Dで観察・測定するナノサーチ顕微鏡SFT-4500を発売

オリンパス(株)との共同開発・販売製品であるナノサーチR顕微鏡の後継機種として、ナノサーチ顕微鏡SFT-4500を発売しました。数十倍から百万倍の超ワイド領域において、ミリからナノまでの観察・測定を1台で実現します。光学顕微鏡、レーザー顕微鏡、プローブ顕微鏡の切り替えを自在に行い、一度探したターゲットを見失うことなく、素早く正確にプローブ顕微鏡で観察ができ、画像取得までの時間を大幅に短縮します。(2013.5.29)

操作性がさらに向上簡単計測を実現した
マイクロフォーカスX線透視装置SMX-1000 Plus/1000L Plusを発売

計測パラメータの自動設定や大型モニターの採用などにより、従来機種から操作性をさらに向上させたマイクロフォーカスX線透視装置SMX-1000 Plus/1000L Plusを発売しました。ひずみのないクリアな画像や斜め透視機能、外観ナビゲーション機能などお客様から好評の特長を引き継ぎつつ、さらなる操作性向上と計測時間の短縮を実現します。(2013.6.5)

12インチ角FPD搭載バイプレーン血管撮影システムTrinias B12 packageを発売

2方向から同時に観察が可能なCアームに12インチ角サイズフラットパネルディテクタ(FPD)を搭載したバイプレーン血管撮影システムTrinias B12 packageを発売しました。またTriniasシリーズのオプションとして、血管内治療に必要な画像情報を自由にレイアウトして表示することができる56インチ高精細液晶カラーディスプレイSMART Displayを同時発売しました。(2013.5.15)

呼吸性移動に対応し、がん組織へのピンポイント照射を支援する
放射線治療装置用動体追跡システムSyncTraXを発売

放射線治療装置用動体追跡システムSyncTraXを発売しました。がんの放射線治療で用いられるリニアック(放射線治療装置)と組み合わせるシステムで、呼吸等の影響により体内で一定の位置や形状を保てない肺や肝臓のような体幹部への放射線治療の場合でも、正常組織への放射線照射を避け、がん組織にピンポイント照射することが可能です。(2013.7.1)

デジタル式回診用X線撮影装置MobileDaRt Evolutionの新製品を発売

装置を移動させ、検査や画像の確認を行える充電式のデジタル式回診用X線撮影装置MobileDaRt Evolutionシリーズの新製品を発売しました。富士フイルム株式会社のFPD(平面検出器)とコンソールを採用し、業界最大サイズの17×17インチ、14×17インチ、24×30cmの3サイズの中からFPDを選択できます。本製品は、「即時性」「高スループット」の特長を活かして、緊急度の高い救命救急や災害の現場、手術室、NICU(新生児集中治療室)において活躍をはじめています。(2013.7.17)

反射防止膜成膜装置MCXS・太陽電池セル電極検査装置SCI-8Pを発売

結晶シリコン型太陽電池セル生産プロセス向けに、反射防止膜成膜装置MCXSおよび電極検査装置SCI-8Pを発売しました。MCXSは、高密度プラズマが基板の表面や内部に存在する結晶欠陥を修復し、太陽電池の特性を改善させ、高変換効率化にも寄与します。またSCI-8Pは、業界最高レベルの高分解能の撮影システムにより微細電極の検査が可能であり、電極検査とウエハ外観検査を1台で同時に、かつ業界最速レベルの測定時間で実施できます。(2013.3.22、6.20)

※関連ページ p17 ~ 18

世界最高レベルのレーザ耐性を有する高出力用レーザミラー・レーザウィンドウを発売

高出力レーザの使用に最適なレーザミラーおよびレーザウィンドウを発売しました。高出力のYAGレーザおよびチタンサファイアレーザ用に、高耐性・高反射率のレーザミラーおよび高耐性・高透過率のレーザウィンドウを開発しました。高出力レーザの実用化によりレーザ加工分野における応用の拡大、最先端医療の実現、生命科学の解析や新材料の開発など、様々な分野の発展に貢献します。(2013.4.8)

従来比1.5倍の高精度測定を実現したカルニュー精密屈折計KPR-3000を発売

透明素材の開発・品質管理に貢献する精密屈折計KPR-3000を発売しました。ガラス・プラスチックなどの固体試料から、薬品・香料・石油系液体などの液体試料まで、様々な透明試料の屈折率を高精度で、簡単かつ短時間に計測することができます。固体試料の高精度屈折率測定、液体の濃度・混合比の算定にKPRシリーズのフラッグシップ機としての威力を発揮します。(2013.4.15)

燃焼計測に新たなアプローチを提供する
エンジン燃焼発光計測用光プローブExDopを発売

エンジンの燃焼状態を計測するために必要な高耐久性光プローブExDopを発売しました。材料選定や部品形状、組立工程の最適化などにより、高耐久性・小型化・低価格を実現し、信頼性の高いデータを手軽に取得できます。自動車・船舶・産業用車両・発電機など幅広い分野のエンジン開発において、燃焼効率の向上、低エミッション化の推進、シミュレーションの検証の効率化に貢献します。(2013.5.20)

会社代表女子テニス部が大活躍!

6月に開催された東京有明国際女子オープンのダブルスで当社の森友香選手と二宮真琴選手(フリー)のペアが初優勝しました。森選手の国際大会でのダブルス優勝は2回目となります。シングルスでは、米村明子プロが準優勝、桑田寛子プロがベスト4に、また、7月のユニバーシアード夏季大会では、桑田プロがシングルスで銅、ダブルスで銀を獲得するなど、当社の選手が活躍しました。

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