第73回米国質量分析学会(ASMS2025)に出展
当社の米国の計測事業を統括しているShimadzu Scientific Instruments(SSI)は、6月1日~5日まで米国・メリーランド州ボルチモアで開催された米国質量分析学会(ASMS)に出展しました。
島津グループ各社からはポスター発表やプレゼンテーションが行われました。
SSIが開催都市に合わせてデザインした今年の「Kick Some Mass」ロゴ
当社出展の目印となっている
ASMS2025 ボルチモア
ASMS(The American Society for Mass Spectrometry)は、1969年に設立された質量分析とその関連領域の専門組織で、8,500人を超える研究開発に携わる科学者が会員です。毎年、開催都市を変えながら年次会議を行っており、今年は、メリーランド州最大の都市ボルチモアでの開催となりました。

ボルチモアコンベンションセンター

ASMS会場
ボルチモアは主要な都市からのアクセスが良く、世界各地から参加しやすい場所です。さらに、著名な研究機関や大学などが集まり、質量分析分野の先進的な研究が行われています。
SSIの出展
SSIは、製品のブース展示のほか、ブレックファストセミナーとホスピタリティスイートを開催しました。
ブース展示
島津ブースで対応するSSI社員
ブレックファストセミナー
早朝から始まる「ブレックファストセミナー」では、連日共同研究者に質量分析の最新技術や研究成果をテーマに発表していただきました。リピドミクスコンサルティング創設者で国際リピドミクス学会会長のKim Ekroos博士や東京農工大学の津川裕司教授らが講演し、参加者の関心を集めました。
ホスピタリティスイート
会場近くのホテルに設置した当社専用ブース(ホスピタリティスイート)では、参加者が食事をしながらリラックスした雰囲気の中で交流を深めました。島津製作所150周年とSSIの50周年をテーマにしたバルーンアートは、絶好のフォトスポットとなり、恒例のTシャツプレゼントも大好評でした。
「Kick Some Mass」ロゴ入りのTシャツをプレゼント

Nexera QX Multiplex LC-MS/MSを紹介

SFC-SingleQuad MSを紹介

気球のバルーンアート

150周年コンセプトモデル
島津グループのポスターとプレゼンテーション
島津グループは、米国、日本、インド、中国、ブラジル、ヨーロッパ各地から発表者が集まりました。70以上のポスター・口頭発表のうち、今年は特に環境関連のPFAS(有機フッ素化合物)や食の安全のテーマが多くみられました。
バーチャルブース
ASMS2025の島津ブースは、バーチャルブースとして体験いただけます(*英語のみ)
SSI担当者のコメント
当社のブースにご来場いただきありがとうございました。次回ASMSは、2026年5月31日から6月4日まで、カリフォルニア州・サンディエゴで開催予定です。ご来場のみなさまに価値ある時間を過ごしていただけるよう、ブース内容をさらに充実させてまいります。皆様と再びお目にかかれることを、スタッフ一同心待ちにしております。
