2024.10.23

「ARABLAB 2024」(ドバイ)に出展
中東・アフリカ地域最大級の分析産業展で最新ソリューションを紹介

島津ブースにて

Shimadzu Middle East & Africa FZEのスタッフ(島津ブースにて)

アラブ首長国連邦にある島津グループのShimadzu Middle East & Africa FZE(以下SMEA)は9月24日~26日に、ドバイワールドトレードセンターで開催された「ARABLAB 2024」に出展しました。

 

ARABLABとは

ARABLABは、35年以上にわたり開催されている中東・アフリカ地域で最大規模のラボ・分析産業展です。出展者の数はおよそ1,000で、来場者はアラブ首長国連邦のほか、インド、中国、サウジアラビアなどから、3日間で10,000人以上が訪れます。来場者の業界は幅広く、大学・研究機関、製薬、環境分析、石油化学、建設、法医学、農業、その他一般製造業などが挙げられます。

また会期中には展示会を補完するかたちで、食品、石油、医療、化学、環境分析などの分野に焦点を当てたセミナーも開催されます。

島津ブース:ラボの生産性を向上させるソリューションを紹介

島津ブースでは「Living Laboratory」をテーマに掲げ、島津のハードウェアとソフトウェアが連携することで、デジタルトランスフォーメーション(DX)を可能にし、ラボの生産性を向上させること紹介しました。

5月に発売したトリプル四重極質量分析計「LCMS-TQ RXシリーズ」や、昨年末発売の四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計「GCMS-QP 2050」は、今回がこの地域のお客様への初披露の場となりました。

「LCMS-TQ RXシリーズ」(写真中央)

「LCMS-TQ RXシリーズ」(写真中央)は医薬品・環境・食品分野の製造業や受託分析機関向けの装置で、高い感度と安定性、簡便な操作性を実現している

「GCMS-QP 2050」写真は「GC-2050」と組み合わせた状態

「GCMS-QP 2050」は、試料をイオン化する部分の構造を簡素化し、メンテナンスの作業時間を従来の約25分から約1分まで短縮した(写真は「GC-2050」と組み合わせた状態)

その他最新の高速液体クロマトグラフ(HPLC)、ガスクロマトグラフ(GC)、分光光度計、消耗品、試験機などの分析ソリューションを紹介しました。

ブース

ブース上部にはブーステーマ「Living Laboratory」の概念図や、企業広告「SCIENCE: THE ALLY OF DREAMS. SHIMADZU」を掲出

セミナーの様子

「食の安全に対する島津のソリューション」をテーマにSMEAのメンバーがセミナーを実施

事務所新築で設備・体制を強化したSMEA

SMEAは2007年の設立以来、分析・医用機器分野において先進的な技術とソリューションをお客様に提供してきました。今年3月には業容の拡大を目的に、本社事務所を新築・移転しています。今後、中東・アフリカ地域の基幹産業である石油・ガス・化学分野でのシェア拡大に向け、システムGCの生産拡充や物流機能の強化を進めていきます。

食品、環境、医薬品、臨床、法医学などのさまざまな市場の顧客に対して、アプリケーション開発や装置デモンストレーション、製品トレーニングを行う場所としての機能もあわせ持っています。

バーチャル施設紹介(英語のみ)
※展示品にカーソルを合わせると、詳細をご覧いただけます

 

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