経師

文化財修復、保存の経験の中で、経師の領域を越えて多岐にわたる技術に取り組んでいるが、今回もいわゆる悉皆屋として、いろいろな伝統技法、素材の選択からそれぞれを繋げる、組み上げる役割をさせていただいた。現代的な島津製品と伝統技法、素材を結び付ける、なくてはならない役割であると自負している。

二代目 大入 百太郎

株式会社大入 二代目 大入 百太郎

古くは奈良時代、正倉院文書の中にも見られる「経師」。書写や写経の仕事から始まり、変わりゆく時代の需要に合わせ、装幀、修復、保存など、その職種は多岐にわたってきました。大入は、その技術を今日まで継承してきた、現代に活きる「経師」です。