西陣引箔

京都の伝統産業のひとつ、西陣織を輝かせてきた引箔。その無類の美しさを次世代のモノづくりにつなげたい、そんな想いで箔加工をさせていただいた。箔は引箔から硫化色の焼箔までいろいろな色がある、またそれらの組み合わせにより無限の表現が可能である。今回は検査機器の機能を水や空気を感じさせる色で表現している。パネルにスリットなどがある複雑な形状のため箔の柄が不自然にならないように配慮して加工している。

伝統工芸士 西村 直樹

有限会社 西村商店 伝統工芸士 西村直樹

創業大正13年、京都の西陣で金糸の製造を継承してきました。いかようにも輝やく引箔の魅力を国内、海外に発信していきます。