2024年1月9日 | News & Notices レーザースペクトラムアナライザ SPG-V500を、データ分析で人気の『Python』で制御可能に
レーザースペクトラムアナライザ 「SPG-V500」
島津製作所は2024年1月9日より、多くのユーザーが使いやすいように、レーザースペクトラムアナライザ「SPG-V500」のソフトウェアを更新します。専用ソフトウェアの言語表示に中国語と英語を加え、また、Python版サンプルソースコードを標準で付属いたします。
Pythonは複雑な処理でも少ない記述量で実現でき、AI・機械学習やデータ分析、Web開発等で幅広いユーザーに使用されています。制御ライブラリ(C# 32/64bit)を使用したPython版サンプルソースコードを提供することで、Pythonでの制御ソフトウェア開発を支援します。
SPG-V500とは
レーザーの縦モードを、アレイセンサで瞬時に捉えることができるレーザースペクトラムアナライザです。
モードホップの抑制、波長変換レーザーの安定性評価、検査時間短縮などの用途で、レーザー光源の研究開発・製造・品質管理に貢献します。
特長
- 0.04 nmを超える高い波長分解能とリアルタイム測定
- 600 µmの大口径光ファイバにより、入射アライメントが容易
- 1台で波長185~1095 nmのレーザーに対応