ニュース

2021年3月25日 | お知らせ 愛知県から知事感謝状をいただきました
- 島津製品を用いた「サイエンス実践塾出前授業」で -

各校で体験授業を行っています

各校で体験授業を行っています
(写真は2019年12月の授業)

走査型プローブ顕微鏡

走査型プローブ顕微鏡

島津製作所は、愛知県が2018年に開始した「サイエンス実践塾出前授業」で、当社の走査型プローブ顕微鏡を用いて体験授業を行い、中学生に理工分野の魅力を伝える活動を継続してまいりました。この取り組みに対し、3月18日、愛知県から知事感謝状を受けました。
当社の出前授業は、身近な毛髪やノートなどを試料として同顕微鏡で観察し、表面を触った時の「つるつる」や「ざらざら」といった感覚を、数値で表わせることを学ぶものです。
同顕微鏡は、試料の表面を小さなプローブ(探針)でなぞることで、その形状を三次元で、また局所的には高倍率で観察でき、表面を原子レベルで計測できる特徴を有しています。先端計測がモノづくりにどのように役立ち、計測機器が産業に欠かせないことを紹介しています。
「サイエンス実践塾出前授業」は、愛知県が科学技術振興に関わる人材育成を目的に行ってこられた事業で、すでに中学生1695人が受講しています。

島津製作所では、2001年から環境教育の啓発を目的に「環境出前講座」を、2007年からは理科や科学への興味のきっかけとして「ぶんせき体験スクール」の活動をスタートさせ、これまでに小・中・高校生合わせて15,000人以上に参加いただいています。

 

走査型プローブ顕微鏡についてはこちら
ぶんせき体験スクールについてはこちら