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2021年6月23日 | プレスリリース MBL社のコロナウイルス不活化液の開発に協力
PCR検査の検体輸送と前処理の安全性向上に貢献

島津製作所は、株式会社医学生物学研究所(本社:東京都港区、社長:山田公政 以下MBL)が7月1日に発売する「ウイルス不活化液」(製品名:MEBRIGHT™ ウイルス不活化液)の開発に協力しました。この新型コロナウイルスを不活化する試薬はAMEDウイルス等感染症対策技術開発事業※1の分担研究の中で、東京大学先端科学技術研究センター協力のもと、開発に成功したものです。

本試薬を検体に混合することで、検体輸送を安全に行うことができます。またウイルス不活化処理により、安全かつ簡便迅速にPCR検査前処理を行うことが可能となります。本試薬は、フェノールやクロロホルムなどの有害な有機溶媒を含まないため、安心してお使いいただけます。常温保管も可能です。

なお、本試薬は当社の体外診断用医薬品「Ampdirect™2019-nCoV検出キット」※2に最適化されています。

両社は、それぞれの試薬の特長を活かして、新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けて多様な検査需要に取り組んでまいります。

製品の特長

「ウイルス不活化液」(製品名:MEBRIGHT™ ウイルス不活化液)

検体採取からPCR検査までの流れ

  • ※1: AMEDウイルス等感染症対策技術開発事業「安全・効率的な大量感染症検査システムの構築とプール方式の実証研究」代表者:東京大学先端科学技術研究センター ニュートリオミクス・腫瘍学分野 大澤毅特任准教授
  • ※2: Ampdirectは島津製作所の商標です。 https://www.shimadzu.co.jp/reagents/covid-19/index.html

本製品に関するお問い合わせ

株式会社医学生物学研究所(MBL)
本社所在地   〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目11番8号 住友不動産芝大門二丁目ビル
電話 03-6854-3611
お問合せフォーム https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/index.html?pr20210623
メール kensa@mbl.co.jp
担当 学術部 石原・武安