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島津製作所は、健康経営に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄2021」に初めて選定されました。これは、社員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に「健康経営」を進めている企業を選定するものです。
また、上場企業に限らず、優良な健康経営を実践している大規模法人を認定する「健康経営優良法人～ホワイト500～」には５年連続で認定されました。

当社は、社員一人ひとりが健康で安全に、そして生き生きと働くことが経営の基盤であり、経営理念「『人と地球の健康』への願いを実現する」につながることだと考えています。2017年には「健康宣言」を制定し、社員とその家族の健康維持増進を目的に、運動、食事、禁煙、こころ、睡眠の５つの分野で展開する活動「ミル・ミル・Genki」を健康保険組合、労働組合と一体となって進めています。Webソリューションなども活用し、「見える健康経営」を推進しています。

健康増進活動「ミル・ミル・Genki」

運動

上半身、下半身、目のストレッチができる当社オリジナルストレッチをつくりました。集中力の向上や疲労の抑制、疾病予防や労災防止に向け、就業中、出張先、自宅で、気軽に行うことができます。毎週水曜日をヘルスケアデーとして定時終業を勧め、社員が健康増進に取り組むことを促しています。コロナ禍以前には、ヨガなどを体験できる健康増進イベントの他、京都マラソンへの参加、テニス教室を実施してきました。

食事

朝食の重要性を伝え、時間に追われる朝でも簡単に用意できる栄養豊富なメニューを社員に紹介しています。昼食と夕食を提供する社員食堂では、毎日650kcal以内のヘルシーメニューを用意するほか、摂取した塩分、脂質、カロリーが確認できるシステムを導入しています。社員向け健康冊子「こころとカラダの健康BOOK」で、生活習慣病予防を呼びかけています。

 

社員食堂のヘルシーメニュー

睡眠、こころ、禁煙

睡眠習慣の改善に役立てるために、睡眠の質を勉強できる講演会を開催しています。
また、自分のストレスサインに早めに気づくことをセルフケアの第一歩として考えています。社内にカウンセラーを置き、社外の専門機関とも契約し、社員がいつでも相談できる体制にしています。管理職向けに定期的なラインケア研修を実施し、必要な知識とスキルを習得しています。
毎月22日を「島津スワンデー」として、全社終日禁煙を実施しています。2025年には全事業場禁煙を目指しています。

健康宣言

1. 健康の実現

私たちは、自らの健康について高い意識を持ち、自律した健康づくりに取り組みます。また、安心・安全で、気持ちよく働ける職場を、仲間たちとともにつくりあげます。

2. 健康による事業の継続

私たちは、1875年創業時から受け継がれてきた従業員の健康増進への想いと共に、最先端の科学技術とサービスの提供を通じて、従業員と社会全体の健康づくりと事業の発展を推進します。

3. 健康による未来社会への貢献

私たちは、従業員とその家族の健康を当社の事業の根幹とし、「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、社会とともに成長し、人類の豊かな未来に貢献することを目指します。

当社の健康経営の取り組みはこちら
経済産業省の「健康経営銘柄」の発表についてはこちら
経済産業省の「健康経営優良法人ホワイト500」の発表についてはこちら