2025年3月10日 | お知らせ 健康経営優良法人2025 ~ホワイト500~ に9年連続で認定
島津製作所は、3月10日に健康経営に優れた上場企業として、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人~ホワイト500~」に9年連続で認定されました。同制度は地域の健康課題や日本健康会議による健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業を顕彰するものです。大規模法人部門の上位は「ホワイト500」として認定されます。
当社の健康経営への取り組みについて
島津製作所は、社員に対して当社製品を使用した「MCIスクリーニング検査プラス※」と「乳がん検診」の費用を補助しています。前者は、液体クロマトグラフ質量分析計を使用して、認知症の前段階といわれるMCI(軽度認知障害)のリスクを評価します。今年度から費用補助の対象を家族にも拡大しました。後者は、PET装置を用いて、痛みを感じることなく乳がん検診ができます。「乳がん検診」は男性社員の配偶者も対象です。また、家族が受診する健康診断の費用補助も開始しました。
2017年に「健康宣言」を制定し、運動・食事・睡眠・こころ・禁煙の5つを重点課題として、社員の健康維持増進を目的に活動しています。誰もが自分の健診結果を意識して、自ら改善を目指すというポピュレーションアプローチの観点から、2021年に定期健康診断の受診者全員を対象とした「健診チャレンジ」を開始しました。今年度は外部の先生の監修を受け、「血圧・血液検査・尿検査」「ライフスタイル」「肥満度(BMI)」の18項目をスコア化し、自分の健康状態への理解を促しています。スコアから10年以内に動脈硬化性心血管疾患の発症可能性のある社員には産業医が面談するなど、発症を未然に防ぐための取り組みも始めました。
健康宣言
- 健康の実現
私たちは、自らの健康について高い意識を持ち、自律した健康づくりに取り組みます。また、安心・安全で、気持ちよく働ける職場を、仲間たちとともにつくりあげます。 - 健康による事業の継続
私たちは、1875年創業時から受け継がれてきた従業員の健康増進への想いと共に、最先端の科学技術とサービスの提供を通じて、従業員と社会全体の健康づくりと事業の発展を推進します。 - 健康による未来社会への貢献
私たちは、従業員とその家族の健康を当社の事業の根幹とし、「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、社会とともに成長し、人類の豊かな未来に貢献することを目指します。
- ※ 筑波大学および島津製作所が出資する株式会社MCBIが提供。MCIの発症リスクを栄養・脂質代謝・免疫に関連する血液中のタンパク質により評価する検査
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