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2025年7月22日 | プレスリリース 分析計測機器の外観パネルにリサイクル比率50%の樹脂を採用
帝人のポリカーボネート樹脂製品ブランド「サーキュラーマテリアルズ」を使用

リサイクル比率50%の樹脂を外観パネル全体に採用した紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」

リサイクル比率50%の樹脂を外観パネル全体に採用した紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」

島津製作所は、使用済みの製品を再利用して作られたリサイクル樹脂を紫外可視分光光度計「UV-1900i Plus」の外観パネル全体に採用しました。本樹脂は帝人株式会社(以下、帝人)が開発しており、分析計測機器メーカーでの利用は初めてです。リサイクル比率50%の樹脂を当社製品の外観パネルに採用することで、バージンプラスチックの使用量を減らし、資源循環や温室効果ガス排出量の削減に寄与します。

本製品で採用した樹脂は、帝人が展開する環境配慮型のポリカーボネート樹脂製品ブランド「サーキュラーマテリアルズ」の一つです。使用済みの製品に用いられた樹脂を再利用する「ポストコンシューマーリサイクル」により作られており、使用済みの自動車ヘッドランプなどの原料を適用しています。当社グループはサーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行に向けて、2022年にサステナブル素材普及委員会を立ち上げて、サステナブル素材の製品への採用を推進しています。これまでにも、環境に配慮した機能性素材「セルロースファイバー強化難燃複合樹脂」を液体クロマトグラフに採用するなど様々な活動に取り組んできました。今回採用したリサイクル比率50%の樹脂を他製品にも展開していき、脱炭素化社会の実現に貢献してまいります。