島津製作所では、事業活動を通じた生物多様性の保全活動を強化しており、本社・三条工場の敷地約8000m2の緑地帯を「島津の森」として整備しています。
森づくりは、以下の3つの視点から進めています。
- 地域在来種を中心とした生物多様性保全と文化継承
- 生態系ネットワークを意識した、生物の生息場所や環境の提供
- 産学連携による分析技術を活用した土壌管理


これらの取り組みが評価され、2025年3月には環境省の「自然共生サイト」に認定され、2025年8月には「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)」として国際データベースに登録されました。
さらに、5月には、公益財団法人日本生態系協会による「JHEP認証(ハビタット評価認証)」において、最高ランクであるAAA評価を取得しました。JHEP認証は、2015年に西日本の製造企業で初めてとなる最高ランクAAA評価を取得して以来、2020年、2025年と2度目の更新を経て、認定を維持しています。
今後も、「Nature Positive(ネイチャーポジティブ)」と共に国際的な約束となった「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」やの達成に貢献し、生き物と共存できる豊かな森づくりを目指します。
