すべての新製品で、環境負荷低減へ

私たちは環境経営の重点目標として、製品によるCO2排出抑制貢献量が、島津グループの事業活動に伴うCO2排出量を上回るよう長年取り組んできました。そして2019年度には、その目標を達成しました。

特に優れた環境性能を実現している製品を「エコプロダクツPlus」として認定しています。当社独自の環境配慮認定製品「エコプロダクツPlus」は、当社従来機種比で1.省エネ25%以上、2.小型化25%以上(重量、容積、設置面積のいずれか1つ以上)、3.ガス・溶媒などの消耗品使用料25%以上削減 のいずれかの条件を満たした製品を認定しています。

島津グループCO2排出量とCO2排出抑制貢献料の推移と目標
島津グループCO2排出量とCO2排出抑制貢献料の推移と目標

2019年10月からは、従来の新製品開発の審査基準に、「従来機種よりも環境負荷を低減していること」を審査要件に加え、全ての製品について製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷低減に取り組んでいます。

製品設計時には、製品の消費電力削減や小型化・軽量化などにより、製品のライフサイクル全体を通じて従来機種よりもCO2排出量など環境負荷が低減できているかを検討しています。製品設計ガイドラインでは、「製品の長寿命化」「包装材の減量化」「部品の共通化」「廃棄時の分解のしやすさ」など検討すべき項目を定め、設計者や開発者が常に環境配慮を意識し、設計に反映できるようにしています。

今後さらに、製品ライフサイクルを通じた環境負荷の低減に取り組みます。

環境設計ガイドラインにおける検討項目

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