ぶーめらんVOL.53でご紹介した記事「革新がつなぐ伝統」の編集こぼれ話を紹介します。
第二特集では株式会社五十嵐製紙の紙漉き職人・五十嵐匡美さんにご登場いただきました。
五十嵐製紙は福井県越前市の武生駅から車で20分ほどのところにあります。到着すると、五十嵐さんが笑顔で出迎えてくださりました。

本誌では和紙の原料不足について触れていますが、紙漉き職人についても高齢化や後継者不足の課題があります。しかし、五十嵐製紙には若手の職人が複数おられます。これを五十嵐さんに尋ねると、「そうですね、SNSを使ってイベント出店などの情報を発信しているからでしょうか」とのご回答。

この日、実際にお会いした私たちは、そうした日々の活動に加え、五十嵐さんご自身のお人柄が人と人とのつながりを呼ぶのだろうと感じました。