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NEWS & TOPICS

第33回(平成25年度)島津賞 金沢大学教授 安藤敏夫氏が受賞

(財)島津科学技術振興財団主催の第33回島津賞が、金沢大学の安藤敏夫教授に贈られました。同賞は、科学計測の基礎的な研究における功労者を表彰するもので、安藤教授の高速原子間力顕微鏡の開発とそのタンパク質分子への適用に関する研究は、科学計測およびその周辺の領域における基礎研究において大きく貢献されました。(2013.12.5)

イメージング質量顕微鏡iMScopeが十大新製品賞本賞を受賞

日刊工業新聞社主催の2013年十大新製品賞で当社のイメージング質量顕微鏡iMScopeが十大新製品賞本賞を受賞しました。光学顕微鏡と質量分析計を融合した全く新しい分析計測機器で、光学画像から得られる形態情報と質量分析画像から得られる分子の分布状態を重ね合わせて解析することで、疾患に関連するマーカ探索や薬物動態観察への応用が期待されます。(2014.1.27)

本誌29号記事

え~こクラブが生物多様性アクション大賞2013「つたえよう部門」において優秀賞を受賞

生物多様性アクション大賞は、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)、一般財団法人セブン-イレブン記念財団、一般社団法人CEPAジャパンが実行委員会として主催する賞で、本年が初開催となります。え~こクラブは、当社の女性社員を中心とした環境活動チームで、今回の受賞は、小学校への出前授業を長年行い、継続的に環境教育へ貢献したことが評価されたものです。(2013.11.11)

第53回消費者のためになった広告コンクール展の銀賞を受賞

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会主催の「第53回消費者のためになった広告コンクール展」で、当社の企業広告「江戸時代から科学の子ども -Excellence in Science-」が、新聞広告部門で、銀賞を受賞しました。同賞は、1961年に創設され、審査は、消費者モニターや消費者団体、学識経験者などによって行われています。(2013.11.25)

島津グループの品質拠点「クオリティセンター」が完成
高品質で信頼性の高い製品とサービスを提供

当社の本社三条工場内にクオリティセンターが竣工しました。同施設は、当社が開発・製造する製品の品質向上のための拠点として、製品開発や不具合解析に必要な各種の評価・解析設備や機能を各建屋から集約し、規格・規制対応と開発・品質保証対応を行う施設です。全世界のお客様に支持される高品質な製品、サービスを効率よく提供するよう取り組んでいきます。(2013.12.6)

島津製作所創業記念資料館が来館者30万人を達成

1975年に創業100周年を記念して設立した当社の創業記念資料館は、修学旅行のコースになるなど毎年入場者数が増え、2013年12月9日に来館者数30万人を達成しました。30万人目のお客様からは、「ものづくりに対する思いや作り手の情熱が伝わってきました。素晴らしい展示でした」というお言葉をいただきました。(2013.12.10)

早期臨床試験での薬物評価を可能に
日本初の分子イメージング技術を導入した創薬研究システム

当社と(独) 国立がん研究センターは、世界をリードするがんの高度先駆的医療技術を開発するため包括共同研究契約を2011年4月に締結、共同研究を進めています。共同研究においては、次世代の創薬研究手法の開発を行い、質量分析技術を応用した2つの成果「分子イメージング技術の実用化による組織中の薬物分布濃度の可視化」および「抗体医薬品の種類に依存しない血液濃度測定技術による抗体医薬品の血中濃度モニタリング」を得ています。さらに、この成果を導入した創薬研究の観点から、分子イメージング技術の有用性評価、臨床研究が開始されました。(2013.12.18)

小型の8インチ角FPDを搭載した血管撮影システムTriniasシリーズ3機種を発売

小型の8インチ角FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載したことにより取り回しが容易で、FPDを心臓部に密着させることができるため、鮮明な画像の撮影が可能となります。心血管の治療時間を短縮するとともに患者さんの被ばくも低減することが可能です。 (2013.8.20)

高画質と優れた操作性で外科手術を支援するCアーム型X線TVシステム
OPESCOPE ACTENOを発売

100万画素CCDカメラを搭載することで、微細部まで識別しやすい高精細、かつ自然なコントラストで画像を抽出することができ、手術部位の状態をより的確に把握することが可能になりました。装置のコンパクトさを維持しつつ開口78cmのワイドCアームを採用したことにより、手術台等との干渉を最小限に抑えることができます。(2013.9.18)

世界最高の超高速性能とクラス最高感度を実現した液体クロマトグラフ質量分析計 LCMS-8050を発売

へルスケアや臨床分野ではLC/MS/MS需要の高まりとともに、高感度定量における時間短縮への要求がさらに大きくなっています。高速性能をさらに進化させ、かつクラス最高感度を実現したトリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8050は、これらのニーズにお応えできる装置です。 (2013.8.22)

医薬、化学・高分子分野等における異物分析が行えるフーリエ変換赤外分光光度計
IRTracer-100を発売

医薬、食品、化学・高分子などの分野における異物分析や確認試験を高感度で素早く簡単に行え、数秒で完了するような高速な反応のモニターもできるとともに操作性も向上した、フーリエ変換赤外分光光度計IRTracer-100を発売しました。クラス最高の高感度と高速測定により、微小・微量の試料でも、素早く簡単に、高度な分析を行うことが可能です。(2013.8.23)

疾患・創薬評価等のメタボロミクス研究を支援するGC/MS代謝成分データベースVer.2を発売

代謝物MRMデータベースを収録しトリプル四重極型質量分析に対応した世界初の新製品GC/MS代謝成分データベースVer.2を発売しました。Ver.1に比べ、登録化合物を250種類増の511種類に強化するとともに、尿に加えて血液や細胞由来のバイオロジカルサンプルに含まれる代謝物を追加しました。さらに、市販製品としては世界初となるGC/MS/MSに対応した代謝物MRMデータベースを収録したのが特長で疾患・創薬評価やバイオ燃料・農産物の生産性向上等のメタボロミクス研究をサポートします。(2013.8.26)

世界最高水準のMS/MS分解能を実現した質量分析計MALDI-7090を発売

MALDIタンデムTOFタイプとして世界最高水準の質量分析計MALDI-7090を発売しました。大幅な設計変更と新技術の導入により、これまでにない分析スピードと世界最高水準のMS/MS分解能を達成しました。医薬品開発や受託分析を行う製薬関連企業、材料開発などを行っている石油・化学関連企業や大学、研究機関等での活用が期待されます。 (2013.8.28)

優れた基本性能と拡張性を併せ持つ新しいUHPLCシリーズ
超高速液体クロマトグラフNexera XRを発売

医薬品中の微量不純物や、食品中の微量残留農薬などを確実に分離、かつ高感度での検出が可能な超高速液体クロマトグラフNexera XRを発売しました。製薬、食品、化学業界などのメソッド開発部門や品質管理門はもちろん、多検体の高速処理が求められるクリニカル分野や公的検査機関など、幅広い分野での利用が期待されます。(2013.9.2)

Agilent Technologies社製HPLCの統合管理を実現した
クロマトグラフィーデータシステムLabSolutions CSを発売

当社とAgilent社は、装置制御ドライバの相互交換に合意し、両社の分析装置の統合制御が可能となりました。新製品は、この合意に基づき開発されたもので、当社製HPLCおよびガスクロマトグラフ(GC)とAgilent社製HPLCが混在している分析ラボにおいても、統一したソフトウェアでの分析が可能になります。分析ラボにおける装置制御の統合、分析作業の自動化、レポート作成の支援など、高機能と使いやすさを追求するとともに、幅広い装置のデータ管理を実現します。(2013.9.2)

優れた分析性能と高い操作性を兼ね備えたフラッグシップモデル
エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDX-7000/8000を発売

電子冷却方式の高性能半導体検出器を搭載しランニングコストの低減とメンテナンス性の向上を実現すると共に、従来機を大幅に上回る感度、精度、スループットを実現したEDX-7000/8000を発売しました。環境規制対応から、一般材料分析における高度なニーズまで、電気・電子材料をはじめ、自動車・機械、石油化学、医薬、食品など業界を問わず幅広く対応します。(2013.9.3)

活きたナノ世界を観る高分解能 走査型プローブ顕微鏡SPM-8000FMを発売

走査型プローブ顕微鏡のフラッグシップモデルとして、HR-SPMカテゴリに位置づけられる、周波数変調方式を採用したSPM-8000FMを発売しました。大気中・液中においても真空中と同様の超高分解能での表面観察を可能にする初の製品です。さらに、固体と液体の界面における水和・溶媒和の観察も初めて可能になり、固液界面の構造計測装置としても応用できます。 (2014.1.6)

「知の拠点あいち」重点研究プロジェクトによる研究成果
GC/MS残留農薬分析用データベースQuick-DBを発売

愛知県の産学官連携の共同研究プロジェクトである「知の拠点あいち」重点研究プロジェクトにおける成果として、愛知県衛生研究所と共同でGC/MS残留農薬分析用データベースQuick-DBを開発し、発売しました。本DBは、受託検査機関などの大規模なラボだけではなく、生産地に近い検査所や食品工場などに設置された小規模なラボにおいて、複雑な残留農薬分析をその場で高精度に行うことが可能です。こうした簡便・高精度な検査は消費者の安心・安全につながるだけでなく、農産物や加工食品を海外へ輸出をする際の信頼性向上にも寄与するものと期待されます。(2013.11.12)

コンパクトな電源一体化ターボ分子ポンプ TMP-X 2905/X3405シリーズを発売

真空環境での製造工程が必要となる半導体・液晶パネルなどの製造装置向けに、排気速度3000L/sクラスで素早く真空環境を作り出す磁気軸受形電源一体化ターボ分子ポンプTMP-X2905/X3405シリーズを発売しました。排気速度を維持したまま従来製品と比べて高さ寸法を約15%低減し、また、ハードプロセス対応の電源別置き型ターボ分子ポンプのポンプ本体と比べても、ほぼ同等サイズとなり業界最小レベルのコンパクト化を実現しました。(2013.8.29)

世界で初めて青色レーザによる加工を可能にしたブルーダイレクトダイオードレーザを開発

加工用レーザ「ダイレクトダイオードレーザ」は、小型で電気-光変換効率が高く、大量生産による低コスト化が可能なことから、微細加工への市場拡大が予想されています。当社のブルーダイレクトダイオードレーザは、スポットサイズが微小で、微細加工用途にも展開できる業界最高クラスの高輝度を実現した世界初のレーザです(2013年9月 当社調べ)。

広波長帯域において高回折効率を実現したレーザ用回折格子を発売

近年回折格子は、医療用画像検査機器として臨床応用が進んでいる光干渉断層計の光源である波長可変レーザや、レーザ加工機の光源であるパルスレーザに組み込まれるなど、レーザ応用分野においても使用され始めています。本製品は、各種レーザの波長帯域で、溝に垂直に偏光した光において最大の効率が得られるように溝形状を最適設計し、高い回折効率を実現しました。(2013.10.15)

難透水性土壌の浄化にも対応した電気加温法によるVOC汚染土壌の浄化技術を開発

電気加温法は、地盤に挿入した電極から土壌に交流電気を印加し、汚染領域を直接的に40°C~80°Cに加温することで、従来法では除去が難しいとされた粘性土や関東ロームのような難透水性土壌に吸着したVOCを短期間に脱離・揮発させ浄化する技術です。また、VOC分解微生物の活性化に最適な温度まで土壌を加温し保温することにより、バイオレメディエーション法の浄化効率を著しく促進させる技術としても活用できます。当社は電気加温法をオランダから技術導入し、オランダオリジナルの手法の問題点を解決することで、日本のニーズに合った新しい電気加温法を実現しました。 (2013.10.9)

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日本リーグ初優勝など会社代表女子テニス部が大活躍!

【GS YUASA OPEN】 シングルス優勝(桑田プロ)、ダブルス優勝(桑田プロ) 【全日本テニス選手権大会】 シングルス準優勝(今西プロ)、混合ダブルス初優勝(今西プロ) 【日本リーグ】 初優勝(会社代表チーム:伊藤選手、森選手、今西プロ、米村プロ、大前プロ、桑田プロ) 【島津全日本室内テニス選手権大会】 シングルス準優勝(今西プロ)

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