「analytica Lab India 2025」に出展
最先端の技術で持続可能な未来を目指す

島津グループでインドの分析計測機器・医用機器事業を統括するShimadzu India Private Limited (SIP)は、2025年9月18日~20日に、インド・ハイデラバードのHITEXエキシビションセンターで開催された「analytica Lab India 2025」に出展しました。島津ブースの様子をご紹介します。
analytica Lab Indiaとは
「analytica Lab India」は、ドイツの国際展示会「analytica」のインド版として開催されています。Hyderabad 2025には300以上の企業が出展し、世界25か国からのべ32,000人が訪れました。南インドと東インド地域の製薬、バイオ医薬品、食品関連企業などの研究者らが参加する、最新の分析機器や分析ソリューションの情報収集の場として評価の高い展示会です。
出展ブースと展示会場の様子
没入型体験ゾーン
来場者の注目を集めたのは、最先端の分析機器と持続可能な技術を紹介する「没入型体験ゾーン」です。ここでは、液体クロマトグラフ「Nexeraシリーズ」、ガスクロマトグラフ、紫外可視分光光度計、質量分析計などの最新モデルを展示。装置の操作を通じて分析の精度や効率性を体感いただくコーナーが好評で、来場者の皆様に効率化のメリットを実感していただけました。


グリーンテクノロジーゾーン
島津グループの持続可能性への取り組みを象徴した、「グリーンテクノロジーゾーン」では環境配慮型ソリューションを紹介しました。来場者が足を止めたのは、サンプル調整に超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を利用する「Nexera UC Prepシステム」。この技術は、溶媒使用量を大幅に削減することで環境負荷を軽減し、持続可能なラボ運営を支援するものです。

特別展示:創業150周年記念コンセプトモデル
展示会場では、創業150周年記念コンセプトモデルがひときわ目を引く存在となりました。ここでは、島津製作所の150年にわたる科学的な成果や伝統とイノベーションへの取り組みを紹介しました。


創業者 島津源蔵をモチーフにしたキャラクター「GEN-san」と記念撮影
3日間の展示会を通して、来場者との積極的な交流が生まれました。ラボ最適化のためにカスタマイズされたソリューションに関する意見交換のほか、島津の技術が現場のワークフローをどう変革するかについて話し合いました。
担当者のコメント

今回のanalytica Lab Indiaへの出展は、私たちにとって非常に貴重な機会となりました。顧客や業界の専門家の方々と直接つながることができ、島津の技術が分析分野における精度や持続可能性の向上にどのように貢献できるか紹介する場となりました。
またSIPが、「Dream Big, Fly High」という精神のもと、分析業界での存在感を一層強固なものにするため、今後も連携を深めてイノベーションを推進し、持続可能な科学の未来に貢献していくことを改めて表明できました。このイベントを通じて単なる技術紹介にとどまらず、顧客やパートナーとの信頼を築き、共に進歩を分かち合う場を提供できたことを嬉しく思っています。
私たちはこれからも「科学技術で社会に貢献する」というミッションのもと、産業界に高度な分析能力を提供し、価値を創造してまいります。
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