「なでしこ銘柄2025」7回目の選定

経済産業省・東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄2025」の選定式が行われ、当社は3年ぶり7回目の選定を受けました。

「なでしこ銘柄2025」の選定式で選定証を受け取る当社常務執行役員・ダイバーシティ経営担当 梶谷良野 (写真左 2025年3月、東京都内)

「なでしこ銘柄2025」の選定式で選定証を受け取る当社常務執行役員・ダイバーシティ経営担当 梶谷良野
(写真左 2025年3月、東京都内)

 

「なでしこ銘柄」とは

「企業の女性活躍度」を指標に、毎年、全上場企業から業種ごとに選定されます。今年全国で選定されたのは23社、当社はその中の「電気・精密業種」の1社として評価されました。

選定基準は、女性の役員や管理職数といった定量評価のほか、「採用から登用までの一貫したキャリア形成支援」と「共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援」に関する取り組みや、「経営戦略と女性活躍を含む人材戦略の結びつき」といった、企業価値創造ストーリーなどの定性評価で審査されます。

「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に優れた企業を、魅力ある銘柄として紹介することで、投資家の関心を高め、各社の女性活躍推進に向けた取組が一層加速化することを狙う取り組みです。

NADESHIKO BRAND 2025 ロゴマーク 

当社が評価されたポイント

多くの企業が選定をめざす中で、当社が特に評価されたのは次の4点です。
 

  • 女性管理職比率を経営戦略として注視し、目標として追求している。
  • 全役員が社員にメッセージを発信するという経営トップの強いコミットメント。
  • 取り組みにビジネス上の成果とのつながりが感じられる。
  • 推進プロジェクトや体系的な育成プログラムにより、女性自身のキャリア追求の強い意欲が醸成され、女性管理職比率が着実に向上している。

今回の評価は、女性活躍推進に対するものでしたが、島津グループでは女性に限らず、一人ひとりの多様性を最大限に生かすことで、すべてのステークホルダーとともにイノベーションを創造し、社会課題を解決し続けることを目指しています。

女性活躍推進につながる取り組み

当社は、女性の活躍を促進するための多様な取り組みを進めており、「なでしこ銘柄2025」に選定されたことは、その成果を示す重要な一歩です。

女性のキャリア形成を支援するプログラムや、管理職の研修など、当社の具体的な取り組みをご紹介します。 

SHIMADZU Women Next Career Design(主任級)/Next Career Step(係長級) 約半年の研修で、上司と部下が一体となってキャリアを構築

SHIMADZU Women Next Career Design(主任級)/Next Career Step(係長級)
約半年の研修で、上司と部下が一体となってキャリアを構築

Shimadzu Women Supporting Women:WSW研修(当社国内グループ女性管理職) 社長や役員との対話を通して力を引き出す
Shimadzu Women Supporting Women:WSW研修(当社および国内グループ女性管理職) 社長や役員との対話を通して力を引き出す

Shimadzu Women Supporting Women:WSW研修(当社および国内グループ女性管理職)
社長や役員との対話を通して力を引き出す

国際女性デー:女性管理職研修(WSW)の参加者を対象に、「WSW Meet-UP」を開催 女性役員とのディスカッションを通して、DE&Iを自分事として考え・行動する一歩目を宣言し実行

国際女性デー:女性管理職研修(WSW)の参加者を対象に、「WSW Meet-UP」を開催
女性役員とのディスカッションを通して、DE&Iを自分事として考え・行動する一歩目を宣言し実行

全管理職対象DE&I研修(Diversity is Power): 講師はダイバーシティ経営担当役員。DE&Iの基礎、経営戦略としての考え方、アンコンシャスバイアスや心理的安全性など、ディスカッションを繰り返しながらダイバーシティ・マネジメントについて自ら考える
全管理職対象DE&I研修(Diversity is Power): 講師はダイバーシティ経営担当役員。DE&Iの基礎、経営戦略としての考え方、アンコンシャスバイアスや心理的安全性など、ディスカッションを繰り返しながらダイバーシティ・マネジメントについて自ら考える

全管理職対象DE&I研修(Diversity is Power): 講師はダイバーシティ経営担当役員
DE&Iの基礎、経営戦略としての考え方、アンコンシャスバイアスや心理的安全性など、ディスカッションを繰り返しながらダイバーシティ・マネジメントについて自ら考える

DE&I推進グループのコメント

女性従業員や管理職、役員の比率は2015年のプロジェクト発足時と比較して確実に伸びています。しかし、当社のありたい姿「違いを認め、一人ひとりの強みを組織の力へ」を目指すには、女性の定量的な活動だけでは実現できません。

女性活躍を軸にしつつも、社員の誰もが自分らしく活躍できる環境を構築することを重要視しており、毎年行うなでしこ銘柄の申請は、当社の現状を俯瞰して課題を知る貴重な機会となっています。

今回3年ぶりの選定となりましたが、「自分事ダイバーシティ」を目指す島津グループのDE&I推進が、世の中目線でどのように捉えられているのかを知ることができました。この結果をふまえ、グループ全体が経営戦略として強化し、さらに成長し続けられるよう、真摯に取り組んでいきます。 

 

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