大人も子どもも科学の世界に夢中
「サイエンスフェス2024 in 大分」に協賛
島津製作所は、9月21日にJ:COMホルトホール大分で開催された「サイエンスフェス2024 in 大分」に協賛・ブース出展しました。当社ブースでは「探検家」をテーマにした新作ワークショップを実施しました。
サイエンスフェス in 大分とは
「サイエンスフェス in 大分」は、大人も子どもも楽しめる体験型のサイエンスイベントです。「科学館のない大分県でサイエンス体験を」という関係者の想いのもと、2019年に初めて開催されました。大分合同新聞社と東京理科大学ナノカーボン研究部門からなる実行委員会が主催しています。
「サイエンスフェス2024 in 大分」の開催案内
※画像をクリックすると、PDFでご覧いただけます
当日は企業によるブース出展のほか、科学にまつわるゲストが宇宙や食、香りなどさまざまなテーマでトークショーやワークショップを実施し、来場者を科学の世界に引き込みました。
探検家への第一歩「最強のロープをつくろう!」

当社ブースの様子
当社ブースではワークショップ「最強のロープをつくろう!」を実施しました。未踏の地に向かう「探検家」にとってロープは重要なアイテムです。子どもたちは探検家になりきり、5種類のひも(綿、麻、革、アクリル毛糸2種)から3つを選んで編み、ロープをつくります。編み方は自由で、三つ編みやねじり編みなど思い思いの方法が見られました。


スタッフや保護者に見守られながらひもでロープを編む子どもたち
つくったロープを当社の卓上試験機で千切れるまで引っ張り、各回の参加者でその強度を競い合います。子どもたちは真剣なまなざしで計測を見届け、結果に喜んだり悔しい表情を浮かべたりと科学を用いたワークショップに夢中になっていました。

完成したロープ
その後、ロープの表面の違いや千切れた部分の様子を顕微鏡で観察し、気づいたことやさらに強いロープにするためにはどのような素材が適しているかなどを発表しました。「探検家」たちの思いがこもったロープは、ストラップやブレスレットに形を変えてワークショップの最後にそれぞれにプレゼントされました。
担当者のコメント
本イベントへの出展は今年で3回目です。試験機を用いた新しいワークショップを企画して初めての実施だったので緊張しましたが、子どもたちの「楽しかった!」という感想と笑顔にうれしく思っています。今後も子どもたちがワクワクするような科学のワークショップを企画していきます。
