加治遥選手が全日本テニス選手権で悲願の初優勝!

優勝楯を持つ加治選手

(撮影:H.Mano)

当社テニスチーム「SHIMADZU Breakers」(以下、Breakers)に所属する加治遥プロが、10月28日~11月5日に行われた「三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権98th」のシングルスで優勝しました!

同大会のシングルスにおいてBreakersの所属選手が優勝するのは、2019年の本玉真唯プロ以来です。

 

11度目の挑戦で初制覇!

加治選手は、園田学園女子大学卒業後の2017年にプロ転向し、当社所属選手となりました。同大会には大学1年生の時から出場しており、過去10大会の戦績は、シングルスがベスト4(2017年、2019年)、ダブルスは準優勝(2019年)が最高でした。これまであと一歩のところで優勝を逃してきましたが、11度目の挑戦で悲願のタイトルを獲得しました!

11月4日に行われた決勝戦では、第1シードの加治選手と第2シードの西郷里奈選手(東急スポーツシステム)のトップ2シードが激突しました。序盤から激しい打ち合いになりましたが、「1球でも多く、質の良いボールを返すこと」を意識し、それを体現した加治選手が6-3.6-2のストレートで勝利。加治選手は優勝の瞬間、充実の笑顔で両手を高く掲げ、会場は温かい拍手に包まれました。

優勝の瞬間、充実の笑顔で両手を高く掲げる加治選手

(撮影:横山芳治)

優勝までの道のり

加治選手はシードのため2回戦から出場し、全5試合を戦い抜きました!

ラウンド 対戦相手 スコア
1回戦 Bye -
2回戦 中島美夢(プロ・フリー) 6-3.6-0
3回戦 吉岡希紗(プロ・フリー) 6-3.7-5
準々決勝 宮田萌芳(早稲田大学) 6-3.6-0
準決勝 清水映里(東通産業) 4-6.6-4.6-1
決勝戦 西郷里奈(東急スポーツシステム) 6-3.6-2

大会を振り返って

大会を終えた加治選手の声をご紹介します!

―大会を振り返って、率直に今の感想を教えてください

とにかく優勝できて嬉しいです!!

-大会や会場の雰囲気はいかがでしたか

たくさんの方が会場に足を運んでくださり、プレーを見ていただけて嬉しかったです。緊張感もありましたが、決勝戦では自陣のベンチにBreakersのみんながいてくれて、とても心強かったです。

-大会を通してどのようなプレーを意識しましたか

とにかく今の自分のテニスをやり切る、出し切ること。しっかり走って粘り強く、その中でも攻めるところは逃さないようにと思ってプレーしました。

-今後の目標や抱負を教えてください

まずは次の目標に向けて、残りのシーズン気を引き締めてしっかり戦うことです。 今後はグランドスラムの予選、そして本戦でプレーできるように、ステップアップしていきたいです。

-ファンの皆さんへメッセージをお願いします

いつもご声援ありがとうございます。応援の力は本当に大きくて、背中を押されます。このタイトルに恥じないよう、今後も更に頑張りますので、引き続きご声援よろしくお願いします!

-来月には島津製作所として出場する団体戦「テニス日本リーグ」 が開幕します!意気込みをお願いします

日本リーグではまた違った緊張感がありますが、チームみんなで戦えるので、力を合わせて1戦ずつ頑張りたいと思います!私自身もチームに貢献できるよう、全力で戦います!

プレー中の加治選手

(撮影:横山芳治)

加治選手は、来年1月に開催予定の「全豪オープン2024」への出場を目指しています。8月の「全米オープン2023」に続き、2度目のグランドスラム出場に向け、11月は国内で開催される国際大会に出場予定です。

 

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