ラグビーチーム「SHIMADZU Breakers」
グラウンドの外でも積極的に活動

ラグビーチーム「SHIMADZU Breakers」（以下、Breakers）は、スポーツを通して”人と地球の健康”へ貢献したいという願いのもと、スポーツの振興や地域社会への貢献に向け、様々な取り組みを行っています。最近のBreakersの活動の様子をダイジェストでご紹介します。

 

次世代を育成「島津ラグビー祭」

6月18日に「第8回島津ラグビー祭」を開催しました。2014年に始まった本イベントは、次世代の選手育成を図るとともに、日頃の練習の成果を普段から応援、支援していただいている方々に披露することを目的とし、交流のある企業ラグビー部や、高校のラグビー部を招いて練習試合なども行います。当日は約350人の観客が当社グラウンドに来場しました。

試合は、京都市立京都工学院高等学校、京都府立洛北高等学校、関西大倉高等学校（大阪）の3校による総当たり戦で行われ、白熱した試合に会場は大いに盛り上がりました。その後、Breakersは「リコージャパンラグビー部」（以下、リコージャパン）との交流戦を実施しました。

リコージャパンとの交流戦

今回は、「島津ラグビー祭」で初の試みとなるラグビー体験企画「ラグビーパーク」も実施しました。子どもから大人まで、基本的な技やプレーを楽しみながら体験しました。

ゴールキック体験、ジグザク走タイムトライアルの様子

豊かな自然の中で「たんぼラグビー」

6月25日には、京都市左京区静市静原町で開催された「第1回下鴨神社杯たんぼラグビー in 京都洛北・静原」に参画・出場しました。豊かな自然に親しみ、泥にまみれてラグビーをプレーすることを通じて、地域の方々と交流を深めながら地域振興とラグビーの普及に寄与することを目的としたイベントです。

本イベントには、５チーム総当たり・真剣勝負の「下鴨神社CUP」と、16チームが泥だらけのラグビーを楽しむ「静原神社CUP」があり、Breakersは前者に1チーム、後者に2チームがエントリーしました。

「下鴨神社CUP」には、日本ラグビー最高峰のリーグである「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」シーズンで優勝した「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」（以下、スピアーズ）も出場しました。日本一のチーム相手に、Breakersは１点差で逆転勝利。あぜ道は泥だらけになった観衆で埋まり、大歓声が響きます。結果、Breakers は3勝1分けで「下鴨神社CUP」の初代チャンピオンになりました。

左）試合後、スピアーズの選手（オレンジ色のユニフォーム）と
右）「静原神社CUP」で子どもたちに囲まれるBreakers選手

BreakersのGM（ゼネラルマネージャー）・山口朝憲は当日を振り返り、「子どもたち、地域のみなさんが笑顔で、『楽しかった』と喜んでおられたのが非常に印象的でした。チーム全員で参加でき、有意義な時間を過ごすことができました。今後もこうした地域に根差した活動を続けていきたいです」とコメントしています。

交通安全運動に協力「ヘルメットかぶりマッチョ」

昨年5月に行った中京警察署とのコラボレーション企画「交通安全啓発運動」を、今年も6月28日に実施しました。

4月に施行されたヘルメット着用の努力義務化を受け、当社構内および西大路御池交差点で、当社・自転車利用者のヘルメット着用率100%達成、市民の方の着用率向上を目指し、呼びかけを行いました。

啓発チラシと配布の様子

奈良県の中学校で生徒に向けて講演

7月11日には、御所市立御所中学校（奈良）から人権教育講演会の依頼を受け、Breakersの選手・中川将弥が出張しました。

中川は大学時代の試合中に受けたタックルで頚椎を損傷し、現在も車いすを必要としますが、当社での業務に従事しながら、ラグビーへ復帰するためリハビリに励んでいます。この日は「中川将弥の生き方～困難を乗り越えるちから～」と題し、「夢を持つこと」「チャレンジ、挑戦すること」「諦めない気持ちを持つこと」の大切さを語りました。

自身の経験を交えて話す中川