2023.09.12

祇園祭が4年ぶりに従来通り実施
当社従業員もボランティアで参加

7月に行われた祇園祭は、コロナ禍以降4年ぶりに従来通り実施されました。有志でボランティア参加した島津製作所従業員の声をご紹介します。

祇園祭にボランティア参加した当社従業員

祇園祭にボランティア参加した当社従業員

 

日本三大祭のひとつ祇園祭

7月1日~31日まで、一か月にわたり執り行われる祇園祭は、天神祭(大阪)、神田祭(東京)とあわせて、日本三大祭と言われています。

見所の一つとされる「山鉾巡行(やまほこじゅんこう)」では、京都市中京区・下京区の各町で組み立てられた山鉾が、四条通りから河原町通りを巡行します。これを含む「山鉾行事」は、「京都祇園祭の山鉾行事」として、日本の重要無形民俗文化財や、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

 

巡行は「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」において、それぞれ7月17日と24日に実施されます。前祭の7月14日~16日、後祭の7月21日~23日は「宵山(よいやま)」と呼ばれます。前祭の期間中、京都市内では一部地域・日時で「歩行者天国」になり、露店などで賑わいます。

従業員ボランティアが山鉾巡行に参加

 

 

今年7月24日に行われた後祭の山鉾巡行に、当社従業員13名がボランティアで参加しました。9名が山鉾「黒主山」の曳き手として、4名が河原町三条で給水所の運営に参加しました。

 

13名のうち2名は外国人従業員で、「日本の文化や歴史を体験できて嬉しく思う」と話しています。

参加者の声

社内でボランティア参加を呼び掛けた従業員から

以前に先輩従業員が参加していましたが、しばらく途切れている状態でした。今年、久しぶりに「島津チーム」として参加できることとなり、大変嬉しかったです。

今年は少人数でスタートしましたが、来年はより多くの従業員に参加してもらい、活動を継続していければと思っています。

参加したメンバーから

今まで話に聞くだけ、見るだけだった京都の伝統的な行事に参加させて頂くことができて嬉しかったです。実際に巡行を行ってみると、気持ちが引き締まった感じがしました。昔の人たちも同じようにしていたんだと、感慨深いものがありました。

伝統文化を後世に繋ぐために尽力されている地元の方々の努力を知り、祇園祭に対する見方が変わりました。

日本最大級の祭に参加できたことをとても嬉しく思います。京都市内を巡行する間、大勢の方に注目されたり、写真を撮られたりと、他ではできない経験でした。その後4日間は足と右肩が痛みましたが、今はもう回復しています!

数か月前に日本に引っ越してきたばかりで、まさか自分が日本の歴史ある大きな祭に参加できるとは想像もしていませんでした。このような体験をできたことを嬉しく、誇りに思います。この日の京都はとても暑く、体力的にもハードでしたが、また祇園祭のボランティアにぜひ参加したいと思っています。

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