2022.03.24

マイクロプラスチックの同定を支えるフーリエ変換赤外分光光度計

河川からのサンプル採集イメージ

島津製作所の事業を身近に感じていただけるよう、社会の様々なトピックと製品の関係をご紹介します。 

今回のテーマはマイクロプラスチックとフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR:Fourier Transform Infrared Spectrophotometer)です。

 

環境への流出が問題視されるマイクロプラスチック

一般に、5mm以下の微細なプラスチックはマイクロプラスチックと呼ばれます。近年、海や河川にマイクロプラスチックが流出していることが問題視されており、生態系や人間の健康に悪影響を与えるリスクが指摘されています。 

マイクロプラスチックの分析で使用されるポピュラーな装置のひとつがフーリエ変換赤外分光光度計です。 

フーリエ変換赤外分光光度計でマイクロプラスチックの種類を判別

フーリエ変換赤外分光光度計は、赤外線の透過や反射によって得られる情報から、サンプルの同定や定性を行う装置です。製薬や食品、化学などをはじめとする幅広い分野で使用されています。 

マイクロプラスチックの分野においては、プラスチックの種類の判別に利用されます。プラスチック分析専用の当社独自オプション「加熱劣化プラスチックライブラリ」や「紫外線劣化プラスチックライブラリ」が正確な分析をサポートします。

3月18日には、感度と操作性に長けたフーリエ変換赤外分光光度計のスタンダードモデル「IRXross(アイアール・クロス)」を発売しました。

フーリエ変換赤外分光光度計「IRXross」

フーリエ変換赤外分光光度計「IRXross」のプレスリリースはこちら

「IRXross」開発担当者の声

「IRXross」の開発に携わった担当者の声をご紹介します。

ハイエンド機種と同じ駆動機構を採用して高性能化を実現しながら、汎用用途を考え、光学系を立体的に配置することにより、ハイエンド機種よりも省スペースに装置をデザインしています。

分析経験の少ないお客様が簡単に操作したいという要望や、ミスを避けるためにオペレータによる操作を減らしたいという要望に応えるため、ナビゲーションプログラム「IR Pilot」を標準搭載しました。視覚的なナビゲーションによる操作性と、メソッドの登録機能による省力化でお客様を強力にサポートします。

これらの島津FTIRが培ってきた技術がクロスした、全く新しいFTIR 「IRXross」が赤外分析のベストパートナーとなります。

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