社内菜園から育む環境意識と社員間の繋がり
フランス・Alsachim SASより
島津製作所のグループ会社でフランスに拠点を置くAlsachim SASから、社内菜園やミツバチの巣箱の写真が届きました!
同社では、こうした活動を、生物多様性の理解や社員同士の交流に役立てているようです。
社内菜園で育てる季節の野菜
Alsachim SASの社内菜園では、レタスやラディッシュ、ケール、ニラ、イチゴ、ニンニク、エシャロットなどを育てています。社員はランチタイムなどを使って栽培計画を立てるといいます。
この菜園では、社外のパートナーによりワークショップも開催し、現地ストラスブールの気候に合った栽培方法などを学ぶ機会を設けています。
社内菜園で実ったイチゴ
ミツバチの巣箱を通して高まる環境意識
社内菜園に加え、ミツバチの巣箱も設置されています。現地の養蜂家と手を組んで、長期的にミツバチを保護、観察できる環境を整えています。生物多様性に対する社員の意識向上にも繋がっているようです。
活動に参加する社員の声
Alsachim SASは、2017年に島津グループに加わりました。安定同位体試薬の開発・製造を手掛けています。新型コロナウイルスの治療薬開発に関連した製品も生産しています。
自然と触れ合う活動はとても良い機会になっているようです。参加している社員の声を紹介します。
環境保護活動に参加できたことを嬉しく思います。このプロジェクトのおかげで、自分の家に庭が無い人も野菜作りについて学んだり、実際に耕したりする機会ができました。養蜂について学ぶチャンスももらえてとても嬉しかったです。(Elsa Scheppler)
これまでも環境について考えたり、庭を耕したりしてきましたが、職場の仲間たちと屋外で楽しく活動できたことは価値のある体験でした。(Julien Kelber)
定期的に外部と交流するのは良いアイデアだと思います。最近は職場の仲間たちとの交流が減っていましたが、このプロジェクトを通して仕事以外の時間で繋がりを持つことができました。また、ワークショップの内容がよく練られていて、ミツバチの巣箱の仕組みや様々な野菜について知ることができました。収穫した野菜やハチミツを食べたときはとても嬉しかったです!(Clémence Bohn)
同社では、次年度の栽培計画を立て、養蜂家とのワークショップも企画しています。地域の環境だけでなく、社員間の繋がりや健康にも良い影響がありそうです!