2020.07.02

理科や科学への興味を深めるきっかけになった1冊 #3

島津製作所の若手社員

当社で活躍する若手社員に、仕事の内容や、“理科や科学への興味を深めるきっかけになった1冊”について聞いてみました。今回は、血管撮影システムのソフトウェアを開発する社員です!

 

血管撮影システムのソフトウェア開発に関わる島津製作所の若手社員

 

若手社員の仕事内容

血管撮影システムは、カテーテル治療の際に用いられるX線撮影装置です。島津製作所は、患者様と術者の双方にとってより安心な技術の開発を進めています。彼はX線画像を処理するためのアルゴリズムを開発しており、被ばくの低減を追求しています。時にはカナダの技術者と連携して応用開発を進めます。

血管撮影システムと並ぶ島津製作所の社員
島津製作所の血管撮影システム

若手社員が紹介した本

彼が紹介してくれたのは、「進化しすぎた脳 中高生と語る『大脳生理学』の最前線(著:池谷裕二)」でした。脳に関する研究結果が学生との対話形式で記されており、ワクワクしながら読み進めたと言います。講義を聴くための心得や姿勢も学ぶことができたそうです。

彼は学生の頃、自主的に著者の講演会に参加したことがあります。とても感動して刺激を受けたということで、憧れの先生を見つけるのも将来の指針を決める上で役に立つのではないかと語ってくれました。

 

血管撮影システムを操作する島津製作所の社員

理科や科学への興味を深めるきっかけになった1冊シリーズ

これまで紹介した若手社員と理科や科学への興味を深めるきっかけになった1冊はこちらからご覧いただけます。仕事の中でも気になる書籍や論文を読んで講演会に参加する彼のように、子どもたちが新しいことに興味を広げる機会が増えてほしいですね!

 

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