琥珀糖「深緑の輝き」は
べにふうき緑茶を使った和菓子です。
べにふうき緑茶には
メチル化カテキンが多く含まれており
抗アレルギー作用があることが
報告されています。
京都を代表する和菓子の老舗 鶴屋𠮷信が
べにふうき緑茶の粉末を使った
島津製作所限定の和菓子を作りました。
べにふうきのもつ
苦みと甘味の両立をお楽しみください。
製造工程production Process
01

- 糸寒天洗浄
- 原料となる糸寒天には不純物が付着しているため前日から水で戻し水洗いして使用します。
02

- 寒天加熱
- 水洗いした寒天に水を加え加熱溶解、その後、砂糖を加えて煮詰めます。
03

- 投入
- 炊き上げた生地にべにふうき茶を投入し炊き上がり。
04

- 船に流す
- 羊羹舟に流し一晩寝かし固めます。
05

- 大切り
- 固まった生地を包丁で薄く均一に切る。(この時点ではゼリー状)
06

- 化粧断ち・小切り
- 薄く切った生地を短冊形に切る。
07

- 整列
- クッキングシートに並べ1~2日間乾燥させる。
外側が乾燥し薄い膜を形成(糖化)ジャリとした食感が生まれます。
鶴屋𠮷信Interview

鶴屋𠮷信
1803年(享和3年)京都・西陣で初代鶴屋伊兵衛により創業。220余年の歴史を刻む、京都の老舗京菓子司です。「ヨキモノを創る」を家訓とし伝統の技を守りながら、現代の感覚をとりいれた新しい和菓子やカフェを考案。各種コラボレーション企画にも取り組む等、歴史ある京菓子の魅力のすそ野を広げてゆくとともに、和菓子の新たな価値を日々追求しています。

べにふうき茶Benifuuki green tea
べにふうき緑茶は、農研機構とJAかごしま茶業(株)の実用化に向けた取り組みで、メチル化カテキンを多く含むことが報告されてきました。メチル化カテキンはポリフェノールの一種で、ハウスダストや花粉などによる目や鼻の不快感を軽減する作用があるなどが報告されています。原料のべにふうき緑茶はJAかごしま茶業(株)よりご提供いただいています。



山本(前田) 万里Interview
べにふうき茶の特徴やメチル化カテキンという機能性成分の作用について、
山本(前田)万里先生に将来的な夢も交えながらお話を伺いました。
SDGs ✕ 和菓子
島津オリジナル和菓子「深緑の輝き」は食を通して健康と地域の伝統を伝えたいという思いから生まれました。
持続可能な社会を作るために自分たちは何をすべきか考え、行動に移す。SDGsにつながる活動を目指しています。