島津製作所 SHIMADZU

アイス舌触り
計算されている

次に、当社のアプリケーション開発や受託分析を担う「分析計測事業部 Solutions COE」の建物に移動しました。

まずは、レーザで粒子のサイズを測る「SALD-2300」、顕微鏡で粒子を見る「iSpect DIA-10」という装置を見学しました。この装置は、粒子のサイズを測ることができ、食品の舌触りや薬の溶ける早さ、電池の不良品低減などに使われています。

ここでは、アイスクリームを実際に試食しながら、乳固形分15%以上のバニラアイスクリームと3%以上のラクトアイス(抹茶、バニラ、チョコ)の4種類の舌触りを比較してもらいました。

まずは抹茶アイスで原理を説明した後、残り3種類の種類当てに挑戦。
西郷プロは、一つひとつ舌触りを確認しながら、まずは粒子の大きいチョコアイスを的中させました。バニラアイス2種類は迷いながらも、「舌触り」と「粒子径分布」「粒子画像」などを照らし合わせながら推測し、見事に3種類とも正解しました!

人間の舌が感知できる粒子の大きさの限界は約20μmと言われている
抹茶パウダーやココアパウダーはバニラよりも粒が大きい
iSpect DIA-10

レーザ回折式粒子径分布測定装置
SALD-2300

測定範囲:17nm~2500μm。0.1ppmから20%までの幅広い粒子濃度に対応。湿式測定、乾式測定、高濃度サンプル測定など多様な測定対象と目的に対応できるレーザ回折式粒子径分布測定装置。

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iSpect DIA-10

ダイナミック粒子画像解析システム
iSpect DIA-10

弊社で長年培った粉体測定技術と画像解析技術を融合し、「粒子画像解析」、「粒子形状解析」、「粒子径分布測定」、「異物検出」、「個数濃度測定」が最短2分、1回の測定で行えるシステム。パーティクルカウンター、粒子径測定装置、粒子形状測定装置などの機能を1台で実現。

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